fc2ブログ

プロフィール

うっかり君

Author:うっかり君
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

リンク

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

FC2カウンター

カレンダー

04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

最近のトラックバック

リンク

小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

ブロとも申請フォーム

2008/02/25 (Mon) 00:56
フルスイング  最終回  最後の授業

高林(高橋克実さん)が桜台高校の教師になって1年で教え子達の初めての卒業式間近になっていた。3年4組の教室では時任(吹石一恵さん)の指導で生徒らが卒業式の時に歌う歌の練習をしていた。体育会系の時任は歌の指導方法も体育会系的だった。時任は歌に混じって変な泣き声が聞こえたので練習をストップする。教室の後ろの方で泣いていたのは高林だった。高林は歌の「今、別れの時」とゆう歌詞の部分でどうしても泣いてしまうとゆう。今からこんな調子じゃ卒業式の時にどうなるんだよと生徒らに笑われる高林。しかし高林は本番では泣かないともし泣いたら逆立ちして校庭10周してやると笑顔で生徒らと約束するのだった。職員室の教師の間でも卒業式の話題で持ちきりに。高林も生徒らに頼まれたサイン帳へのメッセージ書きに追われていた。卒業式を教師としてどう迎え生徒とどう接するのか等先生によって様々な考えがあった。が皆笑顔で話していた。高林も笑顔でその談笑の輪に加わっていたのだがその後職員室を出た高林はそれまでと違う思い詰めた沈痛な表情になって職員室の外から中の先生らに深々と一礼するのだった。

高林はその夜野球部の練習場に現れた。それに気付いた阿部(萩原聖人さん)が普段と違う高林の様子に気付き「高さん、どげんしたとですか?」っと声をかける。高林は「阿部さんにはお話しとくべきじゃと思いまして…実はこの秋から野球部の練習を見るというのが難しくなりました」っと沈痛な悲しげな表情で話し阿部は驚き戸惑うのだった。アパートに戻った高林は妻の路子と電話で話す。サイン帳の話題になってもうすぐ卒業式だからそれでみっちゃん寂しくて声が沈んだ感じになっているのねっと話す路子。その路子の言葉に「沈んでる?はははっそうか。沈んでるか」っと答える高林。路子は「卒業式が終わったら春休みでしょ?いつこっちに帰ってこれそう?」っと公平の事で相談したい事があると話す。最近思春期とゆうか反抗期で難しいと話す路子だったが自分の病気の事で複雑な色んな思いがよぎる高林は電話口で無言になってしまう。「みっちゃん。聞いてる?」っと問う路子にもうこれ以上病気の事を黙っているのはっとゆう事で告白する高林。「こないださぁ、医者に行ったら精密検査しろって言われて、それで検査したらすい臓癌って言われちゃってさぁ」っと突然切り出す高林に「え?」っと表情がこわばる路子。高林は「結構進行しているらしいんだよな。卒業式が終わって東京に帰ったら病院に直行だ。まぁ60近くまで生きたんだ。我が人生に悔いはなしってやつだ」と言って笑いながら歌を歌うのだったが路子は「歌ってる場合!こないだっていつ?どうしてすぐに教えてくれなかったのよ!卒業式なんて放っておいてすぐに帰って来て!一人で帰れそう?迎えに行こうか?」っと怒ってまくしたてる。高林はそんな路子に落ち着く様に諭すが「落ち着けって、癌なんて言われて、それをこれまで黙ってられて、人生に悔い無しなんて歌まで歌われて…冗談じゃないわよ!」っと泣き崩れる路子。高林も姿は見えないが路子のそんな様子を感じるのだった。高林は路子に「すまん。どういうたらええか…これでも色々考えたんじゃけど…なぁ路子、まだ手遅れと言われた訳じゃない。落ち着いて気をしっかりもて」っと声をかけるのだったが路子は「みっちゃん、それって立場逆じゃない?普通私が励ます方でしょ」っとこんな時でも夫らしいなっと泣きながらも思わず笑ってしまうのだった。妻が笑ったのを感じた高林は少し安心して公平には病気の事は卒業式が終わって東京に帰ってから自分の口で話すと路子に話し路子も了解。路子は高林が東京に戻ってきた時にすぐに入院できる様に病院を探しておくとそして「ねぇ、みっちゃん。今は癌って治らない病気じゃないから。そうよ…治らない病気じゃない。凄腕のお医者さん探して私が絶対治してみせるから」っと励ますのだった。「頼もしいのう、うちの奥さんは」っと話す高林に「でもね。もし体とかつらくなったら卒業式なんて言ってないですぐこっちへ帰ってきて。約束よ」っと路子。高林は「路子、手を出せ」っと話し電話で姿は見えないが夫婦で指切りげんまんの約束をして電話を切ったのだった。

路子はパソコン等ですい臓の病気の事や病院の事を必死で調べはじめて気付くと徹夜して朝になっていたのだった。路子は慌てて学校に遅刻するわよっと公平を起こしに行くが公平の姿はどこにもなかった。路子は高林に電話して警察に届けようかと相談するが高林は大袈裟にしない方が良いとあの年齢でちょっとした家出の1つ2つあるものだからとしばらく様子を見る様に諭すのだった。時任は最近高林の様子がおかしい事に気づき事務員らに話を聞く。すると以前は野球部への差し入れのおにぎりなんかをよく食べていたのが今年になってからは急に食欲が無くなってすごく小さなおにぎり1つ食べるのがやっとだったとゆう。事務員らも高林の体調を心配して1度病院で診察してもらえばっと高林に話したとゆう。そんな所に突然私服姿の中学生が現れた。時任と事務員はその少年が高林の息子の公平だと知って驚く。平日の午前中に1人で東京からやって来たからだ。公平の姿を見つけた高林がコラっと軽く拳骨をかます。「一人で来たんか?どうやって来た?」っと問う高林に「夜行バスで来た」と答える公平。高林は息子の頭をなでながら「そうかぁ大冒険じゃったのう」っと声をかける。

高林は路子に報告して今日は高林のアパートに公平を泊めて明日の新幹線で帰らせる事に。高林は公平に「お母さん泣いとったぞ。お母さんにあんまり心配かけるんじゃない」っと話すが無言の公平。高林はそんな公平に「公平。今夜は男同士腹を割って話そうや。野球の事で悩んどるんじゃろ?」っと切り出すが「そんなこと、どうでもいい!」っと怒る公平。「どうでもいい?」っと戸惑う高林に「お父さんだってお母さんを泣かせたじゃないか!あんまり心配かけんな!」っと続ける公平。高林はこの言葉で公平が昨夜の自分と路子の会話を聞いて自分の病気の事も知ってしまったのだとそれで自分と話をする為に夜行バスに飛び乗って会いに来てくれたのだと悟ったのだった。公平は「お父さんを迎えに来たんだ。東京に戻ってお医者さんに見てもらってよ!間違いかもしれないでしょ!。大体さぁ。ああいう事電話ですます?お母さん泣いてたよ。卒業式出たいなら出てもいいけどさぁ。一度東京に帰ってよ。ねぇ帰ってよ!」っと必死に高林に訴える。高林はそんな公平をぎゅっと抱きしめて「お父さんは大丈夫じゃ。お前が思うほどまいっとりゃせん。ほうか…お父さんを迎えに来てくれたんか。夜行バスでなぁ…たった一人でなぁ…」っと声をかける。改めて自分と一緒に東京に帰ってよと訴える公平に「卒業式が終わってからじゃ。終わったらすぐに帰る。お父さんが今までお前に嘘をついた事があるか?」っと諭す高林。「男同士の約束じゃ。卒業式が終わったらすぐに東京に帰って必ず病気を治す」っと公平と固く握手して約束する高林だった。

「えぇ!高さんが…癌?」っと驚く天童(里見浩太朗さん)。高林から病気の事を打ち明けられた校長(小林克也さん)が居酒屋で告白したのだった。校長は「高林先生は卒業式に絶対に出たいとおっしゃる。でも病気が病気ですから御家族のそばですぐに治療に入った方がいいと思うんです」っと話す。天童は校長が自分に告白したのは高林を説得してくれとゆう事だと気付く。そこに時任が現れる。時任も高林の事で聞きたい事があって2人を捜してこの居酒屋にやって来たのだ。「高林先生に何が起きているのですか?」っと尋ねる時任にもう時任先生にも話しておいた方がっとゆう事で「時任先生、こちらに。」っと座らせる校長。その翌朝も普段と変わらない感じで校門に立ち登校してくる生徒らに声をかける高林の姿があった。屋上の椅子にうつ伏せに寝そべって森に腰を揉んでもらう高林。森は工場で働く事が既に決まってると、卒業式が終わるとすぐに工場の社員寮に引っ越しで寮の先輩達が歓迎会をしてくれると話すのだった。「なんか…もう引き返せない感じ」っと将来カメラマンになるとゆう夢はまだ持っているものの就職して今後どうなるのかっとゆう不安な感じの森に「なんかあったら学校に来い。わしはいつでも学校におるけん」っと励ます高林だった。森も高林の異変に何となく気付いていて病院に行った方がいい等と話すのだったが大丈夫じゃ心配するなと答える高林。森は「卒業式、先生に見て欲しいんだ。お父さんや母さんの代わりに先生に絶対!」っと高林に。高林は「大丈夫じゃ。森君の門出はわしがちゃんと見届ける」っと笑顔に。森もそんな高林を見て安心して笑顔になるのだった。

卒業式の一週間前になっていた。高林は無人の3年4組の教室の中を歩き回って1年間副担任として生徒らと一緒に過ごしてきたこの場所に感慨深くなるのだった。そんな高林の姿に気付いた時任が声をかける。公平の事を尋ねられた高林は東京に帰りましたと答える。そして「随分と逞しくなりました。夕べは父子水入らずで色んな話をしました。息子の夢の話も初めて聞きました。わしは勝手に息子は野球の道に進むと思うとりましたが息子は本当は時刻表を作る仕事に就きたいそうで」っと話す。その話をする息子の姿は生き生きしていたと。そして息子のもう1つの夢はローカル線で行く日本一周の旅だとゆう。自分が「そしたら、夏休みか冬休みを利用して一緒に挑戦するか?」っと話すと「一緒に?」っと戸惑いながらも嬉しそうな息子だったと。
そんな息子に「おぅ一緒にじゃ。未来の鉄道マンよ」っと声をかけたと。時任は「先生はいつもそうやって生徒達の事も未来の職業で呼んでらっしゃいますよね?人生で一番大切なものは夢だと。最初の授業でおっしゃられた」っとそして「私、先生にお会いしてなかったら教師を辞めていたかもしれません。先生は私が教師としての情熱を失いかけていた時に夢は教師だという事を思い出させてくれました」(2話の出来事ですな)っと高林に話す。そして「先生は常に私が理想とする教師の姿でした。私は先生からたくさんの事を学びました。これからも学びたいと思っています。ですからどうかお身体を大切になさって下さい。今はその事を…卒業式よりも何よりも最優先に考えて下さい。先生の子供達を思う気持ちはもう十分に伝わっています。それでも足りなければ担任である私が伝えます。ですから…」っと目に涙を浮かべながら話し続ける時任に「もうすぐ卒業式です。門出に涙は禁物じゃ。子供らを笑顔で見送ってやりましょう。一緒に」っと話して時任の手を握り笑顔を見せるのだった。そんな高林の優しい笑顔を見て時任の顔にも笑顔が戻ったのだった。

阿部が野球部の様子を見に来た高林に野球部の新しいユニフォームがもうすぐ届くと報告する。高林も「楽しみじゃな」っと。阿部は「この夏には第二グラウンドの竣工式があります。その時には是非、高さんにも出席してもらわんと」っと声をかけるが「そうか夏か…」っと高林。阿部は「あっという間ですけん」と話し高林は「もちろん出席させてもらいます」っと答えるのだった。阿部は練習している生徒を見ながら「来年の春には中村んところの弟が三年生になります」っと高林に。高林は「あの子はええセンスしとる。他の子も粒揃いじゃ。きっといいチームが作れるのぅ」っと笑顔で阿部に。阿部は「忘れんで下さい。そのチームで来年の夏、必ず甲子園行きましょう、高さん。目指すは全国制覇ですたい」っと声をかける。高林はそんな阿部に「野球がんばっとりますな、阿部さん。」と答えて2人笑顔になるのだった。

高林が花壇の手入れをしている所に天童が。天童は「私は卒業式と同時にこの学校を去ります。だからあなたにはこの学校の新しい漬物石になってくれなければ困る。卒業式は来年も再来年もあります。話はそれだけです」っとだけ告げて去ろうとする。高林はそんな天童に「天童先生。わしはなんちゅう幸せもんじゃろうと今思っとります。この学校からは勇気を頂きました。生徒達からは気合をもらいました。先生方からは皆さん、わしの事を思って下さっとる。わしはほんまに幸せもんじゃ。今わしの心は澄み渡っております。自分でも不思議な程死ぬ気が全くせんのです。卒業式は出ます。1年前、命を賭けてバックアップすると誓った生徒らをしっかりと見送ってやります」っと答える。天童は「あなたは私の言う事など、今度も聞く耳を持たんという訳ですな。」っと話し答えに困る高林。天童は「いや、弁解は結構。私もあなたの立場だったら必ず誰がなんと言おうと生徒達の旅立ちを見守るでしょうから。そして、また治療が終わったらきっと桜台高校に復帰します。私があなただったら。」っと続け「はい。もちろんそのつもりです」っと答える高林。2人は笑顔になるのだった。

そして卒業式の日に。生徒らの姿を見つめながら1年間の様々な事を思い出した高林は必死に涙を堪えていた。生徒達との約束通り卒業式本番の間は泣かなかった高林。高林は卒業式が終わった後で先生らに自分の病気の事を報告してその日のうちに東京に戻って入院してすい臓癌治療に専念する事に。ベッドで寝ている高林は付き添っている路子に「すまんかったな。路子」っと声をかける。「何よ急に」っと問う路子に「わしゃ野球ばっかりでうちの事は全部おまえに任せっきりじゃった」っと高林。「ほんとねぇ」っと言う路子に「わしゃあ自分の夢ばっかり追いかけとった。文句もいわんと追いかけさせてくれてありがとな、路子」っと高林。路子は「みっちゃん…」っと高林の顔を見つめて笑顔に。その後高林は路子の手を握りしめて「愛しとるぞ」っと声をかけ路子も「うん、私もよ」っと答える。この後高林はどんな辛い苦しい治療にも根を上げなかった。高林の病室に阿部と太田(塚本晋也さん)が福岡から見舞いにやって来た。高林がデザインを考えた桜台高校野球部の新しいユニフォームが完成したので約束通り持ってきてくれたのだ。お父さんがデザインなんてと冷やかす路子と公平。公平がそのユニフォームを着てみる事に。ユニフォーム姿の公平を嬉しそうに見つめる高林。太田が写真撮りましょうと話し家族3人の写真を撮影するのだった。高林は病院の庭で車椅子状態で公平とキャッチボールをした。高林は「おまえはおまえの好きな道、迷わず行ったらええんじゃ。」っと公平に声をかけ「そのつもりだよ」と答える公平。しかし「けど、お母さんの事は頼むぞ。なぁ」っとゆう高林の言葉にはその言葉が何を意味しているのかわかるのか一瞬こわばった表情になった公平だったがすぐに笑顔になって「OK」っと答えるのだった

路子のナレーションで「そして、高林の入院生活は5週間で終わった」。

桜の季節になっていて桜の花びらが風で散り始めていた。高林の訃報を知って校長、教頭、天童、時任、阿部、太田らはそれぞれ「高さん…」っと偲ぶのだった。半年後の秋に桜台高校で高林の学校葬が営まれる事になり路子と公平が桜台高校に。教頭がせっかくですからと高林が教えていた教室等学校内を案内しようと勧めたが路子は複雑な思いがあり断った。困惑する教頭に公平が「僕、見たいです」っと話し「あぁそうか。じゃあ来んしゃい」っと案内してもらう事に。校長は路子に「公平君、しっかりしていますね」っと声をかける。路子は「やっぱり男の子です。私もしっかりしなくちゃっていつも思うんですけど」っと答えるが校長は「いや急ぐ必要はないです。ゆっくりがいい。」っと話すのだった。その場に天童と時任がやって来た。天童は「卒業式の前の日でしたか。治療が終わったら必ず復帰するという約束の証に高さんがこれを私に預けてくれたんです」っと告げて高林の背広を路子に見せる天童。天童は「今でもその背広を見る度に高さんの声が聞こえるんですよ。天童先生、まだまだ頑張れるっとゆう声が」っと話す。路子は夫らしいと感じるのだった。今度は路子がずっと前からどうしても1つ聞きたかった事を質問する事に。それは「主人はどんな先生でしたか?」とゆう質問だ。校長と天童はその質問に顔を見合わせて笑顔になる。そして校長が「子供達に多くの物を惜しみなく与えた素晴らしい先生です。教師もこの学校も先生から多くのものを頂きました」っと路子に。

時任が「今日は卒業式の後のホームルームの事を奥様にお話にあがったんです」っと高林の生徒達への最後の授業について話しはじめる。卒業式が終わって教室に戻ってきた3年4組の生徒らを出迎える時任と高林。高林が笑顔で「卒業おめでとう。3年4組最後のホームルームじゃ。みんな座れ座れ」っと声をかけ着席する生徒達。高林は改めて卒業おめでとうと告げた後「実は今日わしから皆に1つ報告せんといかん事がある」と切り出して「この前から少し体調が悪うてな。朝シャンしても体調が悪うてな」っと話しはじめる。この時はジョークかと思って笑う生徒達がほとんどだったのだが「病院に行ったら癌じゃと言われた」とゆう高林の言葉に笑顔が消えこわばった表情になる生徒達。高林は「こうやって立っとるのも奇跡じゃと言われてしもうた。はっはっはっいやぁまいったまいった」「ほいで今日、皆が桜台から旅立つのと同時にわしも一旦東京に戻って病院に入る事にした。東京で徹底的に病気を治してまたこっちに戻ってくる。まぁそれまでの間、学校に遊びに来てもわしはおらんが時任先生がおるけん、いつでも来い」っと生徒らに声をかけて黒板に大きく“氣力”と書いた。そして「サイン帳遅うなって申しわけなかった。後で皆に渡すけん。わしが送る言葉はこれじゃ」っと話す。そして気力についてどう思うか生徒らに尋ねる。「田辺。気力とは何じゃと思う?未来の警察官」っと尋ね田辺は涙浮かべて震える声で「頑張る事だと思います。」っと答える。高林は「佐伯、これ。未来のJリーガーは?」っと尋ね「根性」と答える佐伯。高林は「森君はどうじゃ?未来のカメラマン」っと尋ね森は「生きる事です。」と答える。高林は「よし!柴田はどうじゃ?未来のミュージシャン?」っと尋ね「精神力」と答える柴田。「工藤。未来の大工さんは?」っと尋ねると「ノコを最後まで引く事です」っと普段通りおどけて動作付きで答える工藤。周りの生徒がこんな時にふざけるな等と注意するが高林は工藤らしくて良い良いっと笑うのだった。

高林は「そしたら、わしが思う気力の話をしようか」っと自分が黒板に書いた“氣力”の字を見つめて「わしはなぁ諦めん気持ちこそ気力じゃと言いたい。諦めちゃいかん!わしも。皆もじゃ。9回裏ツーアウトランナー無しでも何点離されとっても諦めん気持ち。これが気力じゃ」っと「気力は人を思う事で強くなる。思われる事でもっと強くなる。わしはこの気力で病気と戦ってくる。必ず気力で治してくる。皆もなぁこれからの人生、色んな困難にぶちあたるじゃろ。もうあかんとか投げ出そうとか思う事が何度もあるじゃろう。けどなぁそういう時にこの言葉を思い出して欲しい。気力じゃ。諦めん気持ち。気力で乗り越えて欲しい」っと生徒らに語りかける。そして高林は傍らに置いていたバットを掴んで「これが4組に送るわしのエールじゃ!」っと話して本当は立ってられるのも不思議なぐらいの状態の体で何度も何度も生徒らへの思いをこめてフルスイングの素振りをするのだった。そして素振りを終えてバットを置く高林。流石に疲れてはぁはぁ状態だった。そんな高林の姿を見つめる生徒らの目に涙が。高林は泣いている田辺に「田辺、泣くな!握手じゃ。先生は笑っとるじゃろ。泣くな!」っと声をかけて握手する。森が「先生…絶対帰って来てよ。絶対だよ。約束だよ…」っと声をかけ笑顔で森ともガッチリ握手する高林。時任が高林に声をかけて2人で生徒らに「1年間ありがとう」っと礼をする。すると今度は生徒達から先生2人への感謝状の贈り物が。生徒らは「時任先生!高林先生!お二人は時に厳しく時に優しくこの1年間我々を見守って下さいました。ここにその飛びぬけた忍耐力と深い愛情に感謝の意を評し3年4組全員から感謝状を贈ります。ありがとうございました」と礼をするのだった。感激する時任と高林。その感謝状(寄せ書きの色紙に近いですかね?)に書かれている生徒からの自分への言葉を見て思いがこみあげる高林。高林は「ありがとう、皆もいつでも学校に来い。わしも学校に帰ってくるから。」っと生徒らに声をかけたのだった。

時任の話が終わった。路子は夫が教師としてこんなに生徒達の事を思いまた生徒達に慕われていたとゆう事を初めて実感して目から涙が溢れるのだった。そんな路子に時任が3年4組の森君が撮影した高林先生の写真だと封筒を手渡す。路子は写真を見るがその写真の中の夫はどの写真も笑顔だった。最後の写真は夫が両手を広げて満面の笑顔を浮かべている写真だった。時任は「高林先生は生きています。この学校に私達の中に。卒業した4組の生徒の中に。高林先生はちゃんと生きています。」っと路子に話し涙ながらに頷く路子だった。

高林の学校葬(その中で校長が高林の事を知らない今年の新入生らに高林の事を話す)が終わり桜台高校の校門を出て帰途につく路子と公平を教師らが見送る。その時に風が吹いて桜の花びらが舞って皆がその方向を見つめるとあの写真の様に両手を大きく広げて満面の笑顔を浮かべて立つ高林の姿があった。










最終回は最初から最後まで(T_T)(T_T)(T_T)でしたねぇ。最後の桜の花びら舞い散る所に高林先生ってゆうのはちょっとやりすぎってゆう感じもしましたけど(^^;)。季節春ならともかく亡くなってから半年後って事は秋ですし。

最終回は展開が時系列じゃなかったですね。卒業式が終わって東京に戻って入院で死亡であらっ最後の授業は?っと思ったら半年後に時任先生の口から最後の授業(卒業式後のホームルーム)の様子が路子に語られるとゆう展開でしたね。

高林先生が亡くなる直接的な描写もなかったですね。息子に母親の事を頼むっとキャッチボールしながら話すのが最後で死亡に関してはナレーションだけでした。入院してから5週間後に死亡って事はもう癌が判明した時点で手遅れだったんでしょうね。膵臓癌って内臓の癌の中では一番自覚症状が出にくいんじゃなかったでしたっけ。あんなにはっきり体に痛みの症状が現れるって事は既に相当進行していたって事でしょうし。ドラマの中では薬とか飲んでるシーンなかったですから卒業式までは薬も抗癌剤治療も一切せずに我慢していたって事なんですかねぇ。ものすごい精神力ですな。

最後の言葉“氣力”=決して諦めない、は心に残りましたね。そうゆう気持ちで頑張ってないと信じられない奇跡ってゆうのは絶対起こらないですもんね。高林先生は残念ながら病気には勝てませんでしたけどそれでも最後までどんなに辛くて苦しい治療にも根を上げずに生徒や同僚教師らとの約束を果たそうと頑張ったんですもんね。そうゆうのは教え子達にもきっと伝わるでしょうし。

カッツミー46歳なのに59歳役が全然違和感なかったですよね(^^;)。ドラマはじまる前は正直カッツミー主演ってどうなのかなって感じでしたけど1話目見てこれは凄いって感じになりましたよね。

このドラマは回によっては多小当たりはずれはありましたけど全ての回とか登場人物が全然無駄になってなくてちゃんと最終回に上手く繋がる様になってましたよね。6回ってゆう長さが丁度良かったのかもしれませんけど。これ民放とかだと11話ぐらいになるから1~2話ぐらいは今回のエピ必要やったんか?ってゆうのがあったのかもしれませんけど。
スポンサーサイト



2008/02/17 (Sun) 19:05
フルスイング     5話       先生のセンセイ

桜台高校の廊下で3年4組のサッカー部の佐伯(佐野和真さん)が突然後輩を殴りつける事件が発生した。職員室で担任の時任(吹石一恵さん)が佐伯に「どういう事なの?」っと理由を尋ねるが佐伯は反省の色が全く無く「別に。むかついただけ」っと答えるのだった。時任は「あなたはサッカーで京南大学の推薦入学が決まっているのに…」っと困惑する。そんな佐伯の態度に怒った天童先生(里見浩太朗さん)が机をバンと叩きながら「推薦入学というのはあくまで内定でしかないんだ。問題を起こした場合、どうなるか考えての行動か!」っと佐伯に言うが佐伯は他人事みたいにそれがどうしたとゆう様な態度だった。天童はそんな佐伯に「卒業してしまえばいい。そんなうわっついた気持ちでいたんじゃないのか!」っと話すが佐伯は「反省しています。すいませんでした。」っと口では謝ったもののその言葉には反省の感情が全くこもっておらず自分に話しかけている天童の顔もまともに見ようともしない状態だった。

とりあえず佐伯を帰宅させた後で佐伯の処分についての会議が職員室で行われる事に。事なかれ主義の鮫島教頭(本田博太郎さん)は佐伯は京南大学の推薦入学も決まってる事ですし本人も反省してるでしょうっと事を荒立てずに軽い処分ですまそうとゆう考えだったが生徒の不祥事の処分決定の権限を持っている生活指導の天童が決定した佐伯の処分は「今回の件に関しましては佐伯本人に十分な反省が認められるまで無期停学処分が妥当だと判断します」っとゆう“無期停学”とゆう厳しいものだった。天童は佐伯が校内で無抵抗な下級生に暴力を振るった事実は推薦入学内定者としてあるまじき行為だと続ける。この厳しい処分に驚いた時任が「ちょっと待って下さい。確かに佐伯には何らかの処分が必要だと思います。ですがこの時期に無期停学とは…推薦入学を辞退させるおつもりですか?」っと天童に問う。高林(高橋克実さん)も「天童先生、先生は正しい事をおっしゃってると思います。無抵抗の人間を殴っちゃいかんですし、処分も当然です。ですが、処分の決定はもう一度佐伯に事件に至った理由をきちんと聞いても遅くはないかと…」っと処分決定するのは早すぎるのではっと天童に告げるが天童は「理由はどうあれ、彼のやった行動と重みは変わりありません。そうでしょう?各大学に推薦する生徒というのは我が校のお墨付きをもったいわば代表者です。暴力行為を犯した生徒を我が校の代表者だと言って大学に送り出していいと言うんですか!」っと自分の下した処分を変える気は無いと答える。教頭は「ばってん、このような時期にそげな処分を…」っと天童にくってかかるが天童は「このような時期だからこそです。おそらく本人も無期停学になるとは思ってはいないでしょう。それはですね。我々の打算や体裁をちゃんと見抜いているからです。今敢えてここに踏み込まなければ我々は真の教育者とは言えません。悪い事をすれば重く罰せられる。これは社会の中における当然のルールです!」っと断言するのだった。先生らの議論を聞いていた新垣校長(小林克也さん)は最終的に「誠に遺憾ですが佐伯は無期停学処分と致します。従って京南大学の推薦入学も内定取り消しと決定致します」っと決断したのだった。

翌日の職員室で佐伯の事が気になっていた高林は他の事に全然実が入らない状態だった。今日のその時間佐伯と佐伯の母親が学校に呼ばれて天童から無期停学と推薦入学取り消しの件の説明を受けていたからだ。佐伯の事が気になった高林が駆けつけると廊下で佐伯が天童を憎悪の目で睨み付けている所だった。天童はそんな佐伯に「処分に不服そうな顔をしているな。だがおまえは自分のやった事を反省しその責任をとらなきゃならない!」っと告げる。佐伯は「あんたなんか何も知らんくせに!知らねぇで偉そうな顔をすんな!俺の将来をあんたなんかに決められてたまるか!」っと叫んで廊下に備え付けの消火器を持ち上げて廊下に思いっきり叩きつけたのだった。しかし天童はビビる事なく佐伯を睨み付ける。佐伯は「俺の推薦蹴った事一生許さんけんな!」っと天童に吐き捨てて走り去ったのだった。

佐伯が去った後天童は高林に「あなたは佐伯があんな風になるまでどうしてほっておいたんです?」っと高林に尋ね更に「我々大人に何かを伝えたい場合、子供というのは必ず信号を出すんですよ。佐伯もきっとこれまでにあなたに何かサインを出していたんですよ。それにあなたは気付かなかった」っと3年4組の副担任の高林を責める。高林も「天童先生の仰る通りです」っと返す言葉が無かった。天童は「これから彼をどう指導するつもりですか?」っと高林に尋ねるが高林は「自分が人を殴ったせいとはいえ、あいつは今まで経験した事のない挫折を味わっとると思います。だからまず何があいつをそうさせたのか、その訳をちゃんと知ってやろうと思っとります」「あいつは訳もなく人を殴る子供じゃありません。やけっぱちのままあいつを卒業させちゃいかん。わしはあんな可愛いやつをほっとけんのです」っと天童に。天童は「しかし彼は今我々を恨んでますよ。心を開いてくれますかね?」っと高林に。高林は「こっちが聞いてやろうとしなければ開くもんも開かんでしょう」っとその場では答えたのだったが…

高林は天童に言われた事を重く受け止めていた。佐伯は早々とサッカーでの大学推薦が決まってからの最近の生活態度はおかしかった。特に服装に乱れが出ていたのだ。毎朝校門に立って生徒に挨拶していた自分はその変化に気付いていたのに佐伯はサインを出していたのに自分は気付いてやれなかったわからなかったと自責する。高林は時任と相談してとにかく佐伯本人と話をしようと考えて佐伯の自宅を訪問するのだったが呼び鈴を押しても高林が近所迷惑なぐらいの大声で何度も名前を呼んでも佐伯は出てこなかった。両親も不在なのか静まり返っていた。高林から電話で佐伯の話を聞いた妻の路子(伊藤蘭さん)は「デジャブーみたい、その話。みっちゃん、なんだか昔と同じ事やってる」っと笑う。路子は高林がプロ野球のコーチ時代に球団から戦力外通告を受けて野球をあきらめなければならなかった選手らの為に再就職先等第二の人生の世話をよくしていたじゃないっと話す。その時に特に自分の言う事をなかなか聞かずに手こずった人ほど可愛い可愛いと話していたと。高林も「まぁ昔の自分と重なるんやろな。悪ガキ程ほっておけないんだろうな。」っとその頃の事を思い出す。高林は息子の浩平とも久しぶりに話したのだったが浩平は元気がなかった。特に浩平が所属している野球チームの話になるとその話を避ける様に宿題するからと路子に受話器を渡して自分の部屋に戻ってしまったのだった(最近練習中にミスした時に監督に自分の父親と何かと比較される事が辛くなっていた)。路子は最近浩平の様子がおかしいのだと最近は話しかけても返事しない時があるのだと反抗期かも?っと高林に話す。路子はこの前話した事考えてくれた?っと高林に問うが高林は何だったっけ?状態。路子は「浩平が中学卒業したら一緒に暮らすってゆう話よっと私に東京がいいと言われたらどうする気よ!。本気で考えてくれてた訳じゃなかったの?遠くの我が子より近くの他所様の子が大事なの?」っと思わず語気を荒げてしまうのだった。妻に押されてたじたじの高林は「そういう言い方は…」っと困惑する。路子も高林の性格はよくわかっているとでもわかってるけど言いたいのっと話して電話を切るのだった。高林ももちろん我が子が心配でない訳はなかったが現在は目の前の佐伯の事で頭が一杯だったのだ。

天童が学校の廊下を歩いていると消火器が置いてあった壁の部分に自分の事を描いた生徒の落書きに目が止まる。若松(斉藤工さん)がその落書きに気付き慌てて消そうとしたが天童が「いやそのままで結構ですよ。何も描かれることのない教師よりマシですよ」っと止めて廊下を歩いてゆくのだった。学校に佐伯の父親が息子の無期停学処分の取り消しを求めてきた。もし学校側が息子の処分を取り消ししなければ署名運動を起こして処分を決めた天童の辞任を要求すると言ってるらしい。そんな事になれば問題が大事になってしまうとオロオロする教頭。教頭の言葉の端々にはもう現役教師としては高齢の天童が桜台を辞めてくれれば事が穏便に運ぶとゆう考えがあるのが明白だった。しかし天童はその話を聞かされても「佐伯に反省の色がない限り、処分を取り消すべきではないと思います」っと自分の下した処分を変更する気はないと話す。そして教頭に「あなたは私がこの桜台を辞めればこの騒ぎが収まるとでもおっしゃるのですか?」っと問うのだった。校長が2人の間に割って入り「天童先生、何があっても桜台を離れないで頂けますね?あなたの方針に最終決定をしたのは私だ。お辞めになられる事はない」っと天童に話す。天童は自分の引き際は自分で決めたいと考えていますと話して校長室を後にするのだった。

昼休みに屋上で一緒に昼食を食べる高林と太田(塚本晋也さん)。太田は先日の件でお世話になったお礼で高林にも食べてもらおうと思って妻が腕をふるったんですよっと話して愛妻弁当のおかずを高林に。高林も美味しく食べるのだったがやはり頭の中は佐伯の事で一杯だった。そんな高林に太田が「うち(桜台)じゃありがちな家庭環境です。一見裕福で立派に見えても親は子供の事は普段意外に無関心で生徒達はあんまりかまわれてません。だから大人から優しくされたり褒めてもらったりって事がない子が多いのかも。佐伯みたいな人なつっこい生徒はそういう優しさに飢えているのかもしれませんね」っと。太田のその言葉を聞いた高林はハッとして太田に感謝するのだった。そして高林の佐伯家への訪問がはじまる。高林が家の前で何度も大声で佐伯の名前を呼ぶが佐伯は窓から高林の姿を見つめてはいたが出てくる事はなかった。それから何日も冬の寒い中放課後佐伯家に来て名前を呼び続ける高林だった。

職員室で顔をしかめながら胃腸薬を飲む天童の姿が。話しかけてきた時任にまた胃炎を患ったらしいと長い教師生活で胃炎とも長いつきあいです等と話すのだった。天童に佐伯から未だに反省文が一枚も提出されてないと問われて佐伯とはあれからまだ本人に会って話ができてない事を説明して謝る時任だった。それから数日後どこかのサッカー部の練習グラウンドに天童の姿があった。練習を指導していた監督らしい人物が天童に気付き話しかける。天童は先ほど連絡した者ですっと「はじめまして。お忙しいところを本当に恐縮です。私は桜台高校の天童と申します。」っと名乗ってその男性に深々と頭を下げるのだった。

学校に戻ってきた天童は校長室を訪れようとしたが中から教頭の大きな声が聞こえてきたのでその場で立ち聞きする事に。教頭は先日の佐伯の両親の無期停学取り消し依頼に天童が応じなかったので佐伯の両親が不当な処分を推し進めた天童先生の辞任を要求する署名を呼びかける運動を起こして現時点で既に相当数の署名が集まって桜台高校に送られてきていると校長に話す。この署名で学校側が動かない時は更に署名運動を続けてそれでも息子の処分が取り消されない場合は裁判も辞さない等とも言ってるらしかった。教頭はそんな事になれば大問題になるから校長に早期決断(天童を辞めさせて佐伯の無期停学取り消して問題解決を計る)を求めるのだったが校長は「天童先生は以前私に「校長、私は教壇で死ねたら本望ですよ!」と言ったんです。だから私は彼の身体が動く限り教員を続けて欲しいと思っています」っと教頭を諭すのだった。が教頭も「漬物石と称される厳しい天童先生の教育方針は現在では受け入れられ辛い風潮があります」っとしつこく食い下がる。校長は「鮫ちゃん、天童先生は温かい人ですよ。心まで漬物石になんかなっていません」っと答えるが教頭は「これまでご高齢により何度も天童先生の勇退についても話し合われてきた。しかしそれを天童先生に配慮してずっと留めてきたとは校長先生ばい。ばってん今回ばかりはそうとはいかんとですよ!」っと更にしつこく食い下がる。しかし校長も「私の考えは変わっていません。天童先生を追い出すくらいなら私がここを去る覚悟です!」っと。この言葉には教頭も廊下の天童も驚くのだった。校長は更に「天童先生はうちにはなくてはならない人です。生徒達のみならず先生達にとってもね」っと話す。その言葉を廊下で聞いた天童はその場で校長に頭を下げるのだった。

高林は佐伯家を訪問していたが相変わらず佐伯には会えなかった。そんな帰り道に阿部(萩原聖人さん)に出会って飲みに行く事に。その席で阿部は妻の妊娠を高林に報告し高林も喜ぶ。それから子供の話になるが阿部は産まれてくる子供には自分の道(将来)は自分で決めてくれたらと考えていると高林に話す。高林はその阿部の言葉を聞いて自分がコーチ時代に選手に話した言葉で自分のノートにも書いている「自分の道は自分で切り開け」を思い出す。高林は高校生に関しては阿部さんの方がわしよりも先輩じゃからと「挫折してしまった子供をもう一度夢に向かわせるためにはどうすりゃええもんかのぅ?」っと尋ねる。阿部は自分の好きな言葉に「碎啄同機」(ソッタクドウキ)とゆう言葉があるとですっと高林に。ソッタクドウキ?どうゆう字ですか?っと高林が手帳を渡して阿部が「碎啄同機」と書き込んだのだった。そして阿部はソッは卵がかえる時に雛が殻の内から鳴く声でタクは親鳥が外から殻をついばむ事を表すんですと説明する。つまり卵がかえる時の親と子の関係を師匠と弟子の関係に例えてお互いのタイミングが合う事が理想の指導だとゆう意味だと説明するのだった。高林はほうっと感心する。阿部は今高さんがやっとる事(佐伯の所を何度も訪問)はこれじゃないですかっと生徒のサインば見て一生懸命殻をついばんでるっと指摘。高林も「ほうか、あいつはあいつで必死に鳴いておるんか」っと納得。阿部は「高さんは間違っとらんと思います。きっとあと一息でもうすぐ雛に会えますよ」っと高林を励ますのだった。帰宅した高林は自分のコーチ時代のノートの「自分の道は自分で切り開け」の下に「碎啄同機」を書き込んだのだった。

その翌日高林は公園で子供達が楽しそうにサッカーしているのを眺める佐伯の姿を発見してようやく会えたなっと笑顔で話しかけるのだったが佐伯は高林の顔を見るなり突然表情がこわばってその場から走って逃げてしまう。高林は逃げる佐伯を懸命に走って追いかける。ようやく佐伯に追いつき捕まえた高林は「今日は謝りに来たんじゃ」っと切り出す。「おまえさん、わしに何か聞いて欲しい事があったんじゃろ?。佐伯、言いたい事をぶっちゃけてみぃ。おまえさんがただ人を殴る訳やない」っと話しかけるが佐伯は「言っても俺はどうせ無期停学やろ?」っと心を開かない。高林は「まぁそう言わんと。腹ん中のもの出してみぃ佐伯」っと続けるが佐伯は「佐伯、佐伯って呼ぶな!。もうすぐ俺は佐伯じゃなくなるったい!」っと怒り出す。佐伯は「うちの親はもう離婚の話し合いついとるったい。あいつらだいぶ前から俺の親権でもめとる。あいつらは教育熱心なフリをして…あんなの嘘っぱちったい!。殴ったのは俺のせいじゃなか。悪いのは親のせいたい!あの後輩がこんな自分の気持ちを知らずに呑気に先輩は推薦決まって気楽ですねぇ等と言ったからたい」っと高林にぶちまける。が佐伯の言葉を聞いた高林は「言いたい事はそれだけか!はっきり言ってわしはがっかりじゃ」っと佐伯に。高林は更に「甘えるな!佐伯、何でも人のせいにするな!甘えちゃいかん。そんな事じゃ道は開けんぞ!」っと諭すが佐伯は「うるせえ!」っと自分が持っていたサッカーボールを川の中に蹴りこんでしまうのだった。川の中に寂しそうにプカプカと浮かぶサッカーボール。佐伯は目に涙を滲ませながら「何で俺だけこんな目にあうとや?」っと叫ぶ。高林は黙って川の中にジャブジャブ入ってゆきサッカーボールを拾い上げて佐伯の方に向き直り「これからどう進むか、その道はおまえさんが考えていかにゃあ。誰もおまえさんにはなれんのじゃから」っと佐伯に声をかけるが佐伯は「推薦は取り消された。もう俺に道なんかねぇ。天童のせいや!」っと相変わらず天童に怒り露わだった。高林は「天童先生が学校辞めさせられても、おまえさん平気か?天童先生は今学校に辞めろと言われとんや。おまえさんの処分が厳しすぎてご両親が署名運動しとる」っと佐伯に。自分の両親がそんな事をしていると知らなかった佐伯は「うちの親がやりそうな事やね…」っとつぶやく。しかし「天童も自業自得やん。人の将来を無茶苦茶にしたからたい」っと相変わらず。高林は「そんな事をして天童先生に何の得がある?」っと佐伯に尋ね「そんな事を知るか!」っと佐伯。高林は「天童先生はおまえさんに恨まれる事を百も承知で筋を通した。何でじゃと思う?」っと佐伯に。そして「おまえさん、今が正念場じゃ。ここで全部を人のせいにして逃げるかそれとも立ち向かうか?」っと自分が川から拾ってきたサッカーボールを手渡す。佐伯の表情からはさっきまでの怒りが消えていた。高林は「ちゃんと道はある。おまえさんにも見えとるんじゃろ?」っと話しサッカーボールを受け取る佐伯。高林は「明日は絶対学校へ来い!」っと佐伯に声をかけるが佐伯は驚き「俺、自宅謹慎中たい」っと答える。高林は「かまわん、わしがお前さんの側にいたいだけじゃ。約束やぞ、わかったか、待っとるぞ!」っと話すのだったが…突然仰向けに川の中に倒れ込んでしまうのだった。驚いた佐伯が先生!っと叫びながら川の中に入り高林を助け起こすのだった。

高林が目覚めると自宅アパートの布団で寝ていた。布団の脇には時任が座っていて学校の事務員さんらが高林の為に食事(おかゆ?)を作っていた。高林は高熱だったらしい。高林はここ最近ずっと風邪をひいていてこじらせてしまっていたと話すのだった。時任によると佐伯から学校の方に高林が倒れたとゆう連絡があって時任と事務員らが車で高林をアパートまで運んだのだと。佐伯も高林を車に乗せる所までは居たのだが帰ってしまったとゆう。時任は高林に佐伯と会って何を話したのか尋ねる。高林はほんの少し話しただけですと「あいつはただ誰かにかもうて欲しかっただけなんです」っと話すのだった。時任は部屋にあった高林のノートに目が止まり見せてもらう事に。その中にはこれまでに高林が野球コーチ人生で経験した色んな言葉がビッシリと書き込まれていた。高林は「今でも時々見るようにしとるんです。今回の佐伯の事やら授業の事など、自分が道に迷った時にはそこにヒントがあるような気がして。あいつにも早く次の道を見せてやらんといけんなぁ」っと時任に話す。高林は「佐伯には夢があったがその夢を果たすきっかけを見失ってしまった事(無期停学で大学推薦取り消し)で絶望感に襲われてしまったのだと。佐伯にはプロのサッカー選手になるとゆう夢があるんです。しかも本気だと。だからわしはもう一度あいつが大学でサッカーやれるように応援するしかないがその為にはまず佐伯自身にその自覚をもたせにゃいかんのですっと。自分の道は自分で切り開くしかないんじゃとゆう事を」っと時任に話すのだった。

翌日高林は登校し昨日の自分との約束通りに学校に出てきた佐伯をよく来たなっと笑顔で迎える。で高林が佐伯に何をやらせたかとゆうと職員室の雑用や事務(備品運びやゴミ掃除やコピー等)とか花壇の水やり等だった。何で俺がこんな事っと不服そうな顔の佐伯だったが黙々と先生や事務員らから頼まれる雑用をこなしたのだった。そんな佐伯の様子を校長室から眺める校長と教頭。教頭はこうゆう事をやらせる前に自分に相談して欲しかったと校長に訴えるが相談していたら反対するでしょ?っと校長。教頭は規則だと無期停学中の生徒に学校で雑事をさせるのはおかしい等と校長に反論するが校長はまぁまぁっと教頭をなだめて「私も高さん流のやり方を拝見しておきたかったんですよ。これが私が抱える最後の懸案になるかもしれませんからね」っと話すのだった。佐伯の長い1日が終わった。1日中慣れない雑事に追われて体も冷えてクタクタになっていた。そんな佐伯に太田が「お疲れさん、これ暖まるよ」っと暖かい昆布茶が入った湯飲みを渡す。佐伯は湯飲みをつかんで暖かさを感じて昆布茶を美味しく飲むのだった。最近では見せた事のなかった柔らかい表情を一瞬浮かべる佐伯。しかしすぐに自分は無期停学中で大学推薦も取り消されたのだとゆう現実に戻ってまたまた暗い表情に。佐伯は高林に「先生、こげん、いつまでやらされると」っと尋ねる。高林は「さぁなぁ、神のみぞ知るかのぅ」っと答える高林。こんな事をして先生の得になるのかっ?と佐伯に尋ねられて「しいて言えば、おまえさんの顔が見られるって事かのぅ」っと答える高林。?な感じの佐伯に「佐伯、推薦がのうなってもおまえさんの前にはまだまだ色んな道が開けとる。ええなぁ、楽しみじゃな。おまえさんの未来は輝いとんじゃ」っと推薦は無くなったがそれはノーマークになっただけじゃとこれから自分の手で好きな自分の未来をなんぼでも選べるのだっと佐伯の肩を揉みながら明るく笑顔で話しかける(要するに終わった事いつまでもくよくよしても仕方ないからポジティブシンキングでゆこうって事ですよね)のだったが…佐伯の表情は複雑だった。高林はそんな佐伯に自分が捜して集めてきた何校かの大学の募集要項を渡して自力で大学入試頑張る様にと励ますのだった。佐伯も先生が俺の為にっと驚き感謝して資料を受け取るのだった。

佐伯が帰ろうとした時に天童が職員室に戻ってきてバッタリ顔を会わせる事に。が佐伯の中ではまだ天童に対する怨みとわだかまりがあり天童を睨み付けた後で無言で立ち去ってしまうのだった。佐伯が自分の下駄箱で靴を履こうとした時に手紙に気が付く。歩きながらその手紙に目を通す佐伯。職員室では天童が高林に「佐伯は謹慎中の生徒なんです。勝手に謹慎プログラムを変更されると混乱が生じます。生活指導部の許可を得てやって欲しいものですな」っと苦言を。高林は天童に謝った後「じゃが自宅に閉じこもってもあいつは変われんような気がして…こういう時こそ傍で見といてやる人間が必要なんじゃと思いまして。わしゃどんなにうざいと言われようがあいつの傍についててやりたいんです。あいつには逃げずにちゃんと前を向いて欲しい。わしゃあ30年間選手達とこういう風にしかやってこんかったから今更他のやり方が出来んかったとです」っと自分が佐伯を学校に来させた理由を語る。天童は「教員生活40年。あなたのような教師を見るとは思わなかった。まぁ最初で最後かもしれませんが…」っと笑みを浮かべて高林に一礼してその場を後にするのだった。

若松が桜台の40周年の資料を整理していて見つけた一枚の古い写真を手に天童の元に来てこれ天童先生ですか?っと尋ねる。天童はその写真の若い頃の自分を見て懐かしいと笑うのだった。若松はまるで映画スターみたいですねっと「きっと生徒に人気があったんでしょうね。」っと尋ねるが天童の表情が引き締まり「若松先生、教師に人気は必要ありませんぞ」っと答える。若松は「俺、この頃感じるんすよね。生徒達の人気者になるよりも生徒に厳しい事を言う事の方が難しいってゆう事を」っと天童に。その言葉を聞いた天童は笑顔で「苦言を呈した者は大きな責任を伴う事がある。時にその言葉は相手の人生を左右しかねない。人に物を教える本物の教師になる事。若松先生、それはなかなか難しいものですぞ」っと若松に。若松は教師になって最初に天童の指導を受ける事になった時は厳しそうな天童とゆう事で工エエエエ(´Д`)エエエエ工だったが現在は天童の指導を受けられて良かったと感謝していて今回の天童の言葉も嬉しく感じるのだった。

校庭に居た高林の下に佐伯が息せききって走ってきた。佐伯はハァハァしながらも昨日までとは全然違う明るい表情で高林に「俺、やっぱサッカー続けてぇ。まじで大学行ってサッカーやりてぇ。今んとこやっぱそれしか考えられん」っと話すのだった。そして殴った後輩の所に行って謝って来たと話す。高林もそんな吹っ切れた感じの佐伯に「自分で道を決めたんじゃな」っと嬉しくなるのだった。でももう遅いかなっと言う佐伯に「遅いことあるか。今日から毎日わしがおまえさんの事、サポートしちゃるけん」っと高林。佐伯は「よかよ。もう先生にはすげぇ応援してもらったけん」っと答えながら手紙を高林の前に差し出す。先日佐伯の靴箱にあった手紙だ。佐伯によるとその手紙は京南大学サッカー部の監督からの手紙で「本試験で頑張ってうちに来て下さい。一緒に大学日本一目指しましょう…」と書かれていたとゆう。佐伯はこの手紙が嬉しくて何度も何度も読んで涙で字が滲んでこんな風になったと手紙を高林に見せる。そして「こげなもんもらったからには絶対自分の実力であの大学うかっちゃると思ったけん」っと高林に。高林は驚く。自分はそんな事はしてなかったからだ。しかし誰がそんな事をしたのかすぐに高林は気付いた。てっきり高林がやってくれたのだと思っている佐伯に「残念じゃが、ここまで凄い事が出来るのはわしじゃないなぁ」っと高林。驚く佐伯に「今までどっしりと構えておまえさんらの事見てくれてる人がおるじゃろ。わしが知っとる中でこげな事が出来るのはあの先生しかおらん」っと高林。佐伯は高林以外に自分の為にこんな事してくれる先生?っと考えてまさかっと驚くのだった。でもっ何でっと驚く感じの佐伯に高林は頷く。高林は佐伯を連れて天童の元に向かう。そして廊下で天童に声をかける。天童が振り向くと目の前に佐伯が。佐伯の中にはもう天童に対する憎しみや怒りは消えていた。佐伯は「天童先生、辞めないで下さい!俺、頑張ります。京南大学一本で狙っていきますから」っと天童に。天童は立ち直ってよく決意したなとゆう感じで佐伯に優しく笑いかける。佐伯は手紙を出して「これ、ありがとうございました」っと頭を下げる。高林も一緒に頭を下げる。天童は険しい表情になって「佐伯、これだけは言っておくぞ。知らずに将来困るのはおまえだからな。消火器は投げるもんじゃなか!火を消すための道具たい」っと佐伯を叱るがその後すぐに優しい表情に戻ったのだった。そして「戻ってきてくれて嬉しかったよ。あぁ良かった」っと佐伯に声をかけるのだった。佐伯も笑顔に。天童は「君なら頑張れる。もう大丈夫だ」っと佐伯に告げてその場から立ち去った。そんな天童の背中に向かって感謝の気持ちで深々と頭を下げる佐伯。高林もそして途中からこの様子を見ていた時任も一緒に頭を下げたのだった

この事があってから佐伯はそれまでとは別人の様に変わった。京南大学合格を目指すために一生懸命勉強に励む様になり最近ずっとギクシャクしていたクラスメイトらとの関係もすっかり良好になって明るさが戻ったのだった。その変わりぶりは教室の様子を高林と共に覗いていた天童も驚くほどだった。天童は高林に京南大学の監督も佐伯の実力を買っていたらしいっと話したまには高林流も良いかなっと思いましてっと話すのだった。高林は「まるでもがいとった雛がかえったようです」っと話す。天童は「こうゆう事があるからずっと教師が辞められなかった。しかし気がつくと40年なんて時間はあっという間ですな」っと。

屋上で2人だけで話す高林と天童。天童は今年度一杯(3月まで)でこの学校を辞める事にしましたっと高林に。高林は「え?先生の辞任要求は取り消されたはずじゃあ…」っと驚くのだったが天童は今回の事で辞めるのではありませんとそれにこの学校を辞めるからと言って教員生活を止める訳ではありませんと話す。古くからの友人に田舎の幼稚園の園長になってくれないかと前から頼まれていてその話を受ける事にしたのだとゆう。そして残り少ない教員生活、私のような者でもお役に立てればと思いましてっと高林に。天童は「高林先生、教師にとって最良の教師は誰だと思います?生徒なんですよ。我々が生徒を成長させるのではなく彼らが我々を育ててくれるんです。だから今度は小さな先生達から多くの物を学ばせてもらおうと思っています」っと笑顔で話すのだった。その言葉に感激した高林は「やっぱり天童先生はわしの先生じゃ」っと話す。天童は「いや、この年になって新しい環境に身を置くとは思ってもみませんでしたがな。それはきっと高林先生。あなたの姿に触発されたのかもしれませんぞ」(プロ野球の世界から59歳で全然違う教職の世界に挑戦するってゆう姿ですよね)っと高林に。照れくさくなったのか高林は「いやぁわしなんか近頃めっきり体力が衰えましてねぇ。あと何年やれるかわからんです」っと答える。天童は「早々に辞められては困りますぞ。私に代わってここに…漬物にのっかる人間も必要ですから。ねぇ高さん」っと声をかける(天童が高さんって呼んだのはこれが初めてですよね?)。高林は礼を言って笑いながら天童先生を見送るのだった。天童は廊下を歩いていて以前自分の落書きがあった所にまた新たに自分の落書きが増えている事に気づく。そこには「まだまだ現役96歳」っと天童が印籠と杖を持った水戸黄門の様な感じで描かれていた。天童は笑ってその場を後にするのだった。








今回も良かったですねぇ。佐伯の悩みがへっそんな事であんなに悩むのかってゆう感じも正直ありましたけどあの頃の年齢の子供には大人から見ると些細な事でも大問題ですからねぇ。天童先生との関係も以前から何か因縁があったのか?っと予告とかの感じでは思いましたけど何もなかったんですね(^^;)。佐伯がおかしくなっていたサインは服装云々よりも前回のエピの太田先生いじめの首謀者だったってゆう方がよく現れている様な気がしてしまったんですけどねぇ。

もうすぐ名前が変わるって事は佐伯は母親側に引き取られるって事なんでしょうか。佐伯の両親もモンスターペアレンツですな。息子が暴力事件(まぁ相手もたいした怪我してなかったですけど)起こしてる訳ですから出るところに出れば息子の恥さらすのはあんたらになるんじゃないの?ってゆう気もしてしまったんですけど。昔私の高校時代(私立)にもバレーボールで大学にスポーツ推薦が決まっていた子が卒業1ヶ月前に学校のトイレで喫煙してるの見つかって無期停学になってました(当然推薦も取り消し)から暴力事件なら当然の処分じゃないのってゆう感じがしたんですけどねぇ。

今回のサブタイトルの先生のセンセイってゆうのは深い意味があったんですねぇ。最初は単純に高林の先生が天童ってゆう事でのタイトルなのかと思ってましたけど今回のドラマの中で教師にとって最良の教師は生徒とゆうセリフがありましたよね。これは教師生活40年の天童だからこそ実感できた言葉なのかもしれませんけど。先生にとっては学校の中での生活が日々成長でそれは教師を何十年続けても終わりは無いってゆう事で。天童の厳しさは生徒の将来(このままだと大人になって駄目な人間になってしまう)を考えての物ですもんね。でもその真意を生徒が理解してくれれば良いけど過去には理解されないままにその生徒との関係が終わってしまったってゆうのもあったんでしょうね。その辺が

来週は最終回ですねぇ、サブタイトルの「最後の授業」ってゆうのだけでもう(T_T)ですけど。ドラマでは高林が亡くなる場面まで描かれるのか?最後授業を終えて学校を去る所までなんですかね?。

佐野和真さんは2サスファンには最近の「法医学教室の事件ファイル」の二宮夫妻の息子愛介役でお馴染みですかね。先代の愛介役の子役の人がオタクっぽく成長してしまったからかアメリカ留学設定の後にイケメンになって戻ってきて佐野さんに代わりましたけど。佐野さんも事務所がスターダストですし連ドラとかにも出てますから売れっ子になったら愛介役もまた交代になるんでしょうけど

里見浩太朗さんの若い頃の写真がありましたけどあれっていつ頃なんですかね。私で里見さんテレビとかで初めて見たのはおそらく「仮面の忍者赤影」の再放送か「水戸黄門」か「大江戸捜査網」だと思うんですけど。映画スター時代は流石に知りません(^^;)

2008/02/10 (Sun) 18:11
フルスイング      4話    キャッチ

高林(高橋克実さん)と太田(塚本晋也さん)は毎朝職員室まで一番乗りをかけて徒競争(子供のかけっこみたいですけど^^;)して笑顔で会話を交わす関係になっていたのだったが太田がそうゆう表情を見せるのは高林と2人きりの時だけでその後他の教師らが出勤してくると表情がこわばり無口になってオドオドしてしまうのだった高林が桜台高校に来る前は完全に職員室で孤独な感じだったんでしょうね)。天童(里見浩太朗さん)の視線が気になったのか太田は余計オドオドした感じになってしまうのだった。

そんな感じなので太田は生徒らにもなめられてしまう事に。3年4組での英語の授業中皆好き勝手に話し騒いでいた。太田は黒板に英語の文章を書いた後でビクビクしながら生徒の方を向き質問がありますか?っと尋ねる。生徒らが注目する中手をあげたのは帰国子女の水沢(落合恭子さん)だった。水沢を見て太田の表情が何かに怯える様にこわばる。それから突然教室から逃げる様に廊下に飛び出して転倒して落とした物を拾って慌てて走って逃げてゆく太田の姿があった。そんな太田の姿に教室で嘲笑が起こる。授業が終わったのに職員室に戻って来ない太田に気付く同僚教師達。誰も廊下やトイレ等で姿を見てないとゆう事で天童の顔色が変わる。天童は「ああいう教師はこれまで何度も見てきた。まさかと思うが…」っと学校内のいろんな場所を捜す様に指示して捜し回るのだった。それから少しして太田が腹痛で早退したとゆう事がわかり取りあえずほっとする教師達。が天童の表情は複雑だった。

その夜居酒屋で高林は天童と校長(小林克也さん)に太田の事について尋ねた。天童は「これまでああいう教師を何度も見てきた」っと話す。そして「端的に言えば潰れた教師という事です。教師になるには彼は弱すぎた…」っとそして今朝探すように指示したのは最悪の状況を避ける為だったと話す。最悪の状況とは精神的に追いつめられて発作的に自殺を計ってしまうとゆう事だった。その後太田の自宅に確認して太田が帰宅していたのでその最悪の状況は免れたとゆう事に。高林は毎日太田と接していて太田がそんなに精神的に追いつめられている事に気付かなかったっと自責する。天童は「我々は常にギリギリのせめぎ合いの中に身を置いているんです。生徒にたいしても生徒を指導する己にたいしても逃げ場はない。踏み止まって立ち向かっていく強い心がなければ太田君のようになる…」っとそして潰れた教師は二度と教壇には立てません(太田がこのまま辞職してしまうだろう)っと話すのだった。

天童の言葉通り翌日から太田は学校に来なくなってしまった。太田からは長期病気欠席の休暇届が出されたとゆう。時任(吹石一恵さん)と高林はHRで英語の授業がしばらく自習になる事を3年4組の生徒らに告げるがその時にクラスの様子がおかしい事に気づく。自習を喜ぶ生徒らや何か言いたい事がありそうだがクラスメイトらの手前言えなさそうな数人の生徒達の様子に。時任はこれまで自分のクラスはまとまりのある良いクラスだと感じていたのだったがっと不安と戸惑いに襲われるのだった。それは高林も同様だった。屋上に森と田辺と中村がやって来た。高林は3人に太田先生の事と3年4組で何が起こっているのかを話してくれる様に頼む。3人の口は重かったが森が口火を切って他の2人も話しはじめる。「僕らは2学期になってから太田先生の事をずっと…太田先生は怒らんけんずっと…2学期から太田先生の授業に水沢さんが質問するようになった…毎回必ず…帰国子女の水沢さんはすごい早口で英語の質問を太田先生に浴びせる様になった…太田先生はいつも全然聞き取れなかった…」とそれで水沢の質問に答えられず戸惑いオロオロする先生の姿を見て生徒らが見下しからかう様になったのだと。最初はクラスの1部の生徒だったのだがだんだん人数が増えて今ではクラスのほとんどの生徒が参加する様になってると話すのだった。3人は太田先生が学校に来れなくなったのは自分達のせいだと責任を感じてるがでもどうすれば良いのかわからないのだと話す。森は「あんなクラスは嫌だ」っと叫ぶ。高林は勇気を出して話してくれた3人に「よう教えてくれたな…きつかったな…つらかったな」っと声をかける。太田先生が辞めちゃったら…っと責任を感じている3人を「大丈夫じゃ。大丈夫じゃ。」っと励ます高林だった。

時任は3人から聞いた話を校長に報告してHRで太田先生へのいじめが始まった経緯を徹底的に究明して生徒達に反省させて太田先生への謝罪の手紙を書かせますと今後の方針を伝えるのだったが横で聞いていた教頭(本田博太郎さん)が口を挟む。以前から保護者にも太田先生の授業は不評だったらしいとだから学校としてはこのまま太田先生に辞めてもらってもかまわないと話す。教頭は生徒達に舐められまくりの太田の方にも問題があると話す(まぁこれはできるだけ事荒立てたくないってゆう事なかれ主義ですな。新しい英語教師にチェンジすれば良いだけと思ってるんでしょうね)。時任は生徒らも面白半分で先生を傷つけた事の重大さを後悔していると訴えて太田先生を止めさせる事を考え直して欲しいと訴えるのだったが校長は「生徒達の後悔や動揺を本当の意味で救えるのは太田先生だと私は思います」っと時任に。校長はこの問題を解決できるのは最終的には太田先生本人だとそして彼が必ず教壇に帰ってくるのを自分も信じると時任に答えるのだった。

高林は音楽部?の部室を訪ねて水沢に今回の騒動の真相を尋ねようとした。が水沢は「音楽は言葉を必要としません。だから誤解も偏見も生まれません。人間は言葉で不幸になるんですよ先生!」っと話す。高林は水沢の言ってる真意が理解できなかったが「水沢さんは通訳になるのが夢なんじゃろ?通訳は言葉を大事にする仕事やと思うんやが…」っと以前水沢が話した夢について話すが水沢は「通訳なんて撤回します。言葉なんてなくなればいい!」っと叫ぶ。高林は通訳を目指すと言ってしまいた水沢が言葉なんてなくなればなんて言うはずがないと水沢に訴えるが高林のしつこさに切れたのか突然英語で“わかったような事をいわないで。ほらなんて言ったのか分からないでしょ。日本語なんて大嫌いだる私の言葉じゃない。誰もわかってくれない。先生もみんなも誰ももう嫌だ”っと叫んでその辺にあった物をひっくり返して出て行ってしまうのだった。高林は水沢が心に大きな悩みを抱えている事はわかったが水沢が英語で言ってる事が全くわからない理解できないのでどうしようもなかった。

高林は野球部の練習を眺めていた。それに気づいた阿部(萩原聖人さん)が「高さん!」声をかける。高林は「先生は怖い仕事じゃと今頃やっと気がついたとろいのう。わしは…」っと呟く。阿部が何かあったのですか?っと尋ねると「桜台に来て最初に友達になってくれた先生の胸の内をわしは気が付かんかった。目の前で苦しんでいる子供を助ける手立ても見つけられん。心は目に見えんからどうやってキャッチしたらええかわからんのですわ…」っと弱気な高林。阿部はそんな高林に「高さんの十八番をやってもいいですか?」っと阿部「わしの十八番?」と不思議そうな顔をする高林に「大丈夫。大丈夫たい」っと笑顔で話す阿部。ああそうかとゆう感じで高林の顔にも笑顔が戻った。

高林がマンションに帰宅すると東京から妻の路子がやって来ていた。妻との何気ない会話が嬉しい高林だった。高林の携帯に太田から電話がかかってきて話す高林。翌日の休日に太田の自宅を訪問する高林、路子も同行していた。しばらく夫婦4人で会話した後高林は太田を近所の公園に散歩に連れ出すのだった。太田は学校の様子を高林に尋ねてその後に既に辞表を書いた事を打ち明ける太田。しかしどうしても学校に持ってゆけなかったと話す。そして高林に自分の代わりにその辞表を校長に渡してくれっと頼む。太田をそこまで追い込んだ責任は自分にもあると思った高林は頭を下げるが太田はそんな高林に「止めて下さい、僕は4組の生徒を恨んでもいません、怒ってもいません、本当ですよ。ただ…自分が情けなくてたまんないだけです。生徒達や先生達にこんな大迷惑をかけて教師のくせにどうして僕はこんな人間に…」っと言い責任は全部自分にあるのだと自身を卑下するのだった。

高林は話題を変えて阿部から野球部のユニフォームの新しいデザインを頼まれた事を話す。その話を生き生きとする高林を見て「高林先生は野球の話になると目がキラキラしてます。すごく楽しそうで」っと太田。高林は「野球はひとつのボールに選手や家族や監督やコーチ、観客。色んな人間の思いや人生が詰まっている。それを投げて打って笑って泣いて…」っと熱く語っているうちに突然「わしと一緒に野球をしましょう!」っと太田に。驚き戸惑う太田を野球の基本はランニングです、走りましょうっと強引に太田を連れて走り出す高林。夫達がランニングとしている頃太田の家では妻同士が話していた。最初は笑顔で話していた太田の妻だったが最近の夫の事が心配で不安でたまらなかったようで堪えきれず泣き出してしまうのだった。路子はそんな太田の妻の背中をさすって「一杯泣いて一杯笑って一杯話しましょう。今日はそういう日ですから」っと慰めるのだった。

太田は高林に5km走らされてクタクタの状態だった。しかし体のしんどさとは裏腹に久しぶりに心地よい気分にもなっていた。そんな太田に高林は笑いながら明日も頑張りましょうねっと声をかけるのだった。高林はその翌日から学校での仕事が終わるとすぐに帰宅して太田の元に行き一緒にランニング&野球の練習する日々がそれからずっと続いたのだった。同僚教師らは高林が毎日一体何をしているのだろうっと不審に思うのだった。そんなある日講演会の予定が入っていたので太田の元に行けなくなった高林は阿部に代打を頼む。阿部にスイングの指導を受けながら太田は「どうして阿部さんが?」っと尋ねる。阿部は「高さんにピンチヒッターを頼まれました。ピンチヒッターは行けって言われたらはいっと行くもんです」(たまには監督が居なくて生徒らが自主練習するのも良いだろうとかも)っと答えるのだった。体育会系のそうゆうのが理解できない太田は「縦社会なんですね?」っと尋ねて「九州男児向きです」っと答える阿部。

それから数日後高林は太田とキャッチボールをはじめた。がこの年齢まで野球の経験が無い太田はグローブでまともに捕球できずにポロポロこぼしたし高林にボールを投げても全然届かなかったり変な所に投げてしまうのだった。自分は駄目だっと嘆く太田。高林はそんな太田に「キャッチボールの基本はまず相手をよく見て次にボールをよく見る事です」っと告げてそれなら無理しなくてもキャッチできる距離まで近付きましょうっと太田の体に触れるぐらい思いっきり近づく高林。その距離では流石に太田でも高林の投げるボールをキャッチできた。それから高林は一歩下がってそこからボールを投げて受ける太田。そうゆう方法で少しずつ距離をのばしてゆくと不思議に遠い距離でもだんだんキャッチボールができる様になったのだった。高林のナイスキャッチっとゆう掛け声を聞いていて太田はそういえば英語のキャッチには野球で使う捕まるとか受け取るとかゆう意味以外にもわかるとか理解するとか聞き取るとかゆう意味も…っと話す。高林が面白いですねっと言うと「英語は同じ単語でも前後の文脈やシチュエーションで違う意味になるんですよ」っといつの間にか野球の話をする時の高林の様に生き生きとした感じになる太田だった。太田は例えばCatch meは…っと話しかけて以前教室で自分が水沢に言われた言葉を思い出してハっとする

学校ではその水沢が新たな騒動を起こしていた。時任の国語の授業中に教科書を読む様に言われて英語で読んだのだ。注意する時任や冷やかすクラスメイトらへの応答にも英語しか話さないのだった。水沢は日本語で話しかける教師や生徒らに英語で“ごめん、何言ってるのか全然わからない。私もう日本語しゃべらない、皆の言葉もわからないし私の事もわかんないでしょ?おあいこね。クラス皆で太田先生を苛めてました。休んでいるのはそのせいです。私達罰して下さい。言ってる事わかった?”っと一方的にまくしたてるのだった。水沢は他の授業でも同様の態度を取るように。教師らも皆帰国子女の水沢の流暢な英語の言葉の内容を理解できないので水沢が何を訴えているのかも理解できず対処のしようがなかったのだ。それはクラスメイトらも同様だった。

困り果てた時任は副担任の高林に意見を求める。高林も英語がわからないのでどうしようもなかったが先日の自分に対する水沢の態度から自分の言葉を理解して受け止める事が出来る人間を求めて待っているのではないか?っと答えるのだった。それじゃ英語が出来るカウンセラーでも探せって事ですかっとゆう話になるが「探さんでもおるじゃろが」っと高林。天童が「それは太田先生と言う訳ですか?」っと尋ね「そうです」と答える高林。天童は「前にも言ったはずです。彼は二度と教壇には立てません」っと断言するが高林も「立てます。必ず教壇に戻ってきます」っと断言。天童が何を根拠に?っと尋ねると30年間のプロ野球生活でああゆう選手を何人も見てきたとそれは怪我やスランプでもう引退しかないと言われながら努力や気力で復活を果たした選手達ですっと答える高林。天童はここは学校ですよっと問うが高林は「そうです。わしらは学校で先生というチームを組んでいる仲間です。チームメイトを信じないで何を信じますか!水沢の件は様子を見ながらわしから太田先生に伝えます。太田先生は必ず戻ってきてくれるはずです」っと答えるのだった。その高林の言葉を聞きながら頷く校長。時任にとっても高林のその言葉は衝撃的だった。時任も以前から職員室の教師らの中で太田先生を馬鹿にする様な空気があった事は感じていた。時任自身も年上の太田先生を軽く見て馬鹿にする気持ちが心のどこかにあったのだ。時任や他の教師らは太田先生が復帰できる訳がないとこのまま辞めてしまうと勝手に決め付けていた。でも高林先生は太田先生が戻ってくるのを信じていた。太田先生とまともに付き合っておられたのは高林先生だけだったのだと。

高林は相変わらず毎日太田との野球練習を続けていた。太田は以前に比べるとかなり離れた距離でのキャッチボールもできる様になっていた。太田は水沢が自分に言った言葉を思い出して復唱していた。そして水沢が自分に訴えようとしていた事に気づいたのだった。水沢はあの時英語で“お願いわかって。私だって辛いの。わかって下さい”っと自分に言っていたのだとあの英語は自分を責めていた訳ではなくむしろ自分にずっと助けを求め続けていたのだと。それなのに自分は水沢の気持ちに気付いてあげる事ができなかったと太田は涙を流してボールを握りしめる。そんな太田の姿を見つめる高林。その翌日の朝職員室に「おはようございます」っとゆう太田の元気な声が響き渡る。高林や時任や若林は笑顔で戻ってきた太田を迎えるのだった。天童も少し笑みを浮かべたがすぐに元のしかめっ面に戻った。

3年4組で久しぶりに英語の授業をする太田。太田は自分が大学1年の時にヨーロッパをリュック担いで1ヶ月旅行した時の話をする。その時にユースホステル等で色んな国や人種の人に出会ってビックリしたと。その時に世界には色んな言葉が溢れているんだなって。自分の片言の英語が結構役に立って言葉が通じると心まで伝わったような喜びがありそれを旅行中に何度も味わってその時に将来は英語の教師になろうって決意したのだと話す。子供達に英語を教えて言葉の持っている色んな感情を少しでも知らせたい。違う国の人達と心が伝わる喜びを少しでも知らせたいと思ったのだと。そして言葉のコミュニケーションは野球のキャッチボールと同じですと前置きして「何でもいい。少し英語で話してみませんか?ぼくのボール受け止めて英語で何か言ってみて」っと「Can you catch my ball?」っと生徒らに問いかける。最初は照れくさそうな感じだった生徒らもカタコトの英語ながら答える様になり教室にも明るさと笑いが戻った。しかしボールが水沢に渡り教室が再び緊張に包まれる事に。水沢は流暢な英語で早口で答えた。太田は懸命に聞き耳を立てたが1度聞いただけでは理解できなかった。水沢は英語で“言った事わかりましたか?先生”っと尋ねる。太田は以前と同じだと戸惑った。しかし今度は以前とは違った。脳裏に「大丈夫じゃ。大丈夫」っとゆう高林の声が。その声に勇気をもらった太田はこれは高林先生の受け売りなんだけどねっと前置きして「キャッチボールの基本はまずキャッチできる距離まで近付く事なんだ。相手をよく見てボールをよく見る」と言いながら水沢の目の前の距離まで接近して「もう一度言って下さい。今度は絶対にキャッチしてみせます」っと水沢に。そして英語で“あなたの苦しみを受け止めたい。あなたの力になりたい。僕を信じてもう一度話して下さい”っと水沢に。水沢も逃げずに自分に向かってきてくれた太田に英語で自分の抱えていた苦悩を話しはじめる“私は中学の時に日本に来ました。自分の意見を主張すると日本では嫌われます。わがまま生意気だと無視されて。だんだん私、自分じゃなくなっていった”っと。太田も今度は水沢の英語を理解できて英語で“辛いよね、そうゆうのは”っと答える事ができたのだった。水沢は英語で続ける“高校でも仲間はずれが嫌で自分を殺して皆に調子を合わせて。そんな時言われたの。「先生を困らせてやろうぜ!」って。断れなかった。自分がいじめられるから。先生が来なくなって辛かった。ごめんなさい。私強くなりたい!”っと。太田も英語で“ずっと僕に言ってくれてたんだね。わかってあげられなくてごめん。僕は優秀な教師でもない弱い男ですが今しっかりキャッチしました。あなたの気持ちも痛みもこの胸で”っと答えた。水沢が改めて謝ろうとしたのを察した太田は英語で“謝らなくていいよ。あなたらしく生きるんだ。何か困った事が起きたらいつでも僕に言って下さい。全力で守ります”っと声をかける。水沢は日本語で「ありがとう先生」っと答える。太田は「じゃあ次にボールを投げて!」っと水沢に。水沢が投げたボールをキャッチしておどけたのは森(こんなキャラでしたっけ^^;)だった。水沢や田辺や中村そして3年4組の生徒らにも笑顔が戻ったのだった。そんな3年4組の授業の様子を廊下から天童が覗いていた。天童はあの太田先生がこんな授業をっと驚いた感じだったが1人の教師が見事に立ち直った事は嬉しそうだった。そんな天童に「太田先生は復活しましたね」っと校長が声をかける。天童は「はい。いやぁこのところ驚かされてばかりですな」っと答える。「高林先生にですか」っと校長に問われ「いや、しなやかでたくましい人間という存在にですよ」っと答えて立ち去ろうとした。が「(高林先生への)負け惜しみではありませんから」っと振り返って校長に話す。その天童の表情には笑みがあった。


太田が学校に戻ってきた事で毎朝の高林とのかけっこも復活したのだった。太田はあれからずっと授業の前にキャッチボール英会話を取り入れる様になって生徒とのコミュニケーションも上手くゆき授業も上手く進む様になったと嬉しそうに高林に話す。

最後は路子のナレーションで「楽しかった太田先生との野球。でも夫は自分の体力の衰えに密かに驚いていたようだった。この頃まだ誰一人気付いてはいませんでした。夫に残された時間が実はそう長くはない事を…」







今回の主役は太田先生でしたね。前半はウジウジしててあれだと誰から見ても頼りなさそうで馬鹿にされるやろなって感じだった太田先生が挫折から立ち直って水沢と対峙する時は全く別人のなんて素敵な先生って感じになってましたもんね。

でも気が弱くて自信喪失で退職願書くまで追い込まれた太田先生に根気強く自分の得意な野球でつきあってあげて学校に戻ってきて生徒と正面からぶつかる勇気を取り戻させてあげたのはやはり高林先生でしたよね。あの間も学校に戻って来て下さいとか直接的に急かす様な言動は一切なかったですもんね。太田先生が自身でそうゆう気持ちになるまで根気強くつき合ってあげる優しさでしたよね。プロ野球生活30年でスランプや怪我で悩んだ多くの選手らに接してきた経験を応用してとゆう事でしたね。

太田先生はキャッチボールでコミュニケーションの大切さを学んだってゆう感じでしたね。「キャッチボールの基本はまず相手をよく見て次にボールをよく見る事です」は全てに通じる事ではないでしょうか。遠い距離で取れなければ至近距離からやれば良いとゆう事で以前は水沢の流暢な英語で質問されて答えられずに混乱して意味も理解しようとせずに逃げてしまったけど今度は水沢の英語を目の前でわからなければもう1度聞き直してその意味をしっかりと受け止めて水沢の悩みに英語で答えてあげる事ができてとゆう感じで。

英語の「Catch」ですけど私も受け止めるとかつかむぐらいしか知りませんでした(^^;)。私も英語はかなり苦手だったので。理解してあげるとかわかってあげるとか聞き取るとかゆう意味があるのは知りませんでした。

1話目が凄くて2話3話とまずまずってゆう感じでしたけどこの4話目は1話に匹敵するぐらい良かったと思います。来週は天童先生と3年4組のひねくれ者の佐伯(今回の太田先生イジメの仕掛け人的存在でしたもんね)がメイン的な話みたいですね。

2008/02/03 (Sun) 19:40
フルスイング     3話   本気になる

高林(高橋克実さん)が勤める事になった桜台高校には野球部もあって甲子園出場は長年の悲願だったのだが阿部(萩原聖人さん)が監督をする様になって6年になるのだが甲子園出場には程遠い状態が続いていた。今年の夏の高校野球の予選開始の日間近となるがその前の練習試合で大敗する等不安材料が一杯だった。そんな中鮫島教頭(本田博太郎さん)がこの予選で野球部が良い結果を残せなければ阿部を辞めさせて高林を野球部の監督にすると言い出す。鮫島教頭の思惑は元プロの名コーチの高林を監督にすれば野球の得意な入学者が集まってくると、それで野球が強くなり全国的に知名度が上がると全体の入学者も増えるとゆう事だった。教頭からその話を聞かされた高林は戸惑うのだった。妻の路子(伊藤蘭さん)は良かったじゃないのっと喜ぶのだったが高林はプロ野球のコーチのオファーを断ってこの桜台高校の教師の職を選んだ。その時に野球とは一線を引く覚悟をしたからだ。それに今は教師としての慣れない日々で精一杯だったからだ。

阿部が辞めさせられて高林が監督になるらしいとゆう事はすぐに学校中の噂になった。森和人(久野雅弘さん)が屋上で高林に「あの話まじ?野球部の監督って」っと尋ねる。即座に否定する高林だったが「野球好きなんでしょ?」っと森。高林は確かに野球は好きだがもうこれまでに十分やったとだからこれからの人生はティーチャー高林だっと笑うのだったが高林の心の中にある野球への未練とゆうか迷う気持ちを感じとったのか森はカメラのファインダーで高林を覗きながら「あ~あ~ピンボケだ。心が写真に出てる…」等と言うのだった。噂が広まる中阿部が教頭に呼び出される。教頭は監督就任時に甲子園に出られる強いチームにして欲しいっと頼んだがあれから6年が経過するがその結果が全然出て無いと指摘してその事実をどう受け止めるのか?っと阿部を責めて監督解任を通告(今度の予選結果でとゆう事だが予選で負ける事見越して)するのだった。その時に後任として引き受けてくれる人がいますっとも言われてしまう。阿部は自分なりにこの6年生徒らと共に一生懸命にやってきたとゆう思いがありやりきれない思いに。そんな時に顔を合わせた高林に思わずくってかかる事に。阿部は「強か選手ば集めれば必ず甲子園に行けるとあなたは本気にそう思っとるとですか!自分はプロでよか仕事をしとったあなたを尊敬しとります。ですが高校野球は金を稼ぐ仕事やなか!あいつらは何の為に毎日きつい練習を頑張れると思っとるとですか!金の為やなか、タイトルの為でもなか、一緒に泣いて笑ってくれる仲間の為たい!それがわからんあんたに監督ばやってほしくなか!」っと声を荒げて「自分は今のチームを甲子園に連れてく覚悟でやっとります。絶対監督ば辞めません!」っと言ってその場を去るのだった。

阿部の心からの叫びは高林にもこたえた。高林は元プロのコーチとゆう自分の存在が阿部や阿部を慕ってこれまで野球をやって来た野球部の生徒らの心を乱し傷つけてしまった事(しかも大事な大会直前に)を申し訳なく感じるのだった。高林は野球部の為に自分が今してあげられる事は?っと考えてそうだ全校生徒で観客席に行き応援して盛り上げようと考える。高林の考えを聞き驚いた時任先生(吹石一恵さん)はそれは無理だと受験を控えた3年生の親からはきっと苦情が来ると高林に話すのだったが「苦情?自分とこの野球部が頑張っているんですよ!」と気にせずにポジティブシンキングで行動開始する。学校中に野球部の応援に行く様に呼びかけて教頭が顧問のブラスバンド部にもスタンドで演奏応援してくれる様に頼んだのだった(教頭は野球部にはっぱかけてる割にこれまではブラスバンド部引き連れて応援にも行ってなかった訳ですな^^;)。その他教え子らに頼んでお米を持ってきてもらって野球部員の差し入れのおにぎりを作ったり自分が作った応援の垂れ幕に書道部に頼んで“全国制覇”とゆう文字を書いてもらうのだった。

しかしそんな高林の行動(直接野球部を指導せずに裏から野球部を応援しようとしている)を見て天童先生(里見浩太朗さん)が苦言を呈する。「いつまでこんな事を続けるつもりですか?あなたはグラウンドに出向いて自ら指揮をとりたいんじゃないですか?」っと。高林は「私はプロ野球ときっぱり縁を切ってここに骨を埋めると言った人間です」っと否定するが天童は「しかし、阿部君がここに留まるのかは今年の成績次第。万一の場合は来年から野球部はどうなるんでしょうかね?教育や指導というのは若さだけではどうにもならない事があります。時に必要なのは長年の経験から培った自信です。失礼だがあなたの授業は甚だ未熟だ。しかし野球の指導においては経験に裏打ちされた確固たる自信があるはずです。卓越された力の持ち主はそれをいかんなく見せるべきです」っと告げて立ち去るのだった。

夏の予選が近づくが野球部の生徒らも指導する阿部も心中複雑だった。生徒の中でも特に中村は練習が終わっても1人居残り素振り練習。帰ろうとするチームメイトらにも自分達が力不足だから阿部監督が辞めさせられてしまう事になったのだと訴えるのだった。阿部は練習している生徒らを見つめながら教頭に言われた言葉を思い出していた。あの時は怒りで悔しかったが冷静に考えてみると自分には高林のような豊富な経験がない事を自覚しこのままでいいのだろうかっと悩む様になっていたのだ。そのまま夏の予選開始前日に。阿部は生徒らに背番号をを渡しながら「おまえらがこれまで練習してきた成果を一試合一試合全て出していけ!」っと声をかけるのだった。で練習終了となった時に突然選手らが皆揃って「監督、どうもすいませんでした」っとそして「今監督が辞めさせられそうなのは自分達のせいです。明日からの試合は精一杯頑張りますのでどうかよろしくお願いします!」っと阿部に告げるのだった。阿部は自分の去就の事で生徒らが自責している事を知りすまなく思い同時に自分の力不足に腹が立つのだった。阿部はそんな生徒らに「バカタレ。余計な事を考えんで明日に集中せぇ」っと声をかけるのだった。

夏の地区予選一回戦。桜台高校の応援席には吹奏楽部や時任先生らが詰めかけて応援、そして“全国制覇”の応援の垂れ幕が。しかし高林の姿はなかった。試合がはじまる。高林はその頃ある場所で草刈りをしていた。作業で汗びっしょりになった高林が職員室に戻ると阿部が居て一回戦を勝った事を高林に報告する。阿部は「全国制覇にはまだ程遠いですけど。あの垂れ幕はあなたですよね?いい景気付けになりました。ありがとうございました」っと高林に言うが高林は「景気付け?」っと疑問顔。阿部は「だってそうでしょ。いきなり全国制覇と言われても…」っと答えるが高林は「あんたはそげなつもりで戦ったとですか。そげなつもりであの子ら教えとったとですか!全国制覇、わしは本気です。一試合一試合誰が負けると思うて戦うか?勝つ事だけを信じる。それはつまり全国制覇を信じるって事でしょう。あんたが信じてやらんで誰があの子らを信じますか!」っと阿部に。阿部は「そんな事あんたに言われとうなか。自分は自分で勝つ為に必死でやってます!」っと語気を荒げる。高林はそんな阿部に「何がそんなに辛いんじゃ?」っと問いかける。阿部は答えられずに高林から視線をそらすのだったが高林は「わしはあんたが羨ましい。あんなええ子らと一緒に野球が出来る。あいつら相手に大声張り上げたらどんなに気持ちええじゃろう、楽しいじゃろうなと夢にまで見そうじゃ」っと阿部に。阿部は「あんた…監督やりたいとでしょ。でも今は自分が監督ですけん。自分は自分のやり方でやらせてもらいます!」っと吐き捨ててその場から立ち去ったのだった。高林はそんな阿部の後ろ姿を心配げに見つめる。

桜台高校野球部はその後も勝ち進んでこれまで突破できなかった地区予選を突破して福岡県大会本選に進む事になった。そんな最中阿部は学校近くの土地で高林を見かける。高林はその場所になにやらネットを張っていた。こんな場所で何をしているのだろうっと見つめる阿部にその土地の持ち主らしい近所の農夫(神山繁さん)が知り合いか?っと声をかける。阿部が農夫に何をしているのかっと尋ねると「予備グラウンドだそうだ。野球部のな」っと答える農夫。予備グラウンド?っと驚く阿部に農夫はこっちが根負けするくらい何度もうちに訪ねてきてなぁっと高林が「昔から私にはこれしか出来ないんですわ。戦っておる選手らを信じて応援してやる事しか」っとこの土地を野球部の為の予備グラウンドとして使わせて欲しいと選手が増えると今のグラウンドだけでは足りなくなるからっと何度も頼みに来たとゆう。農夫が「なしてそげん、あそこにこだわりなさる?」っと問うと「思い出すんです。自分が生まれ育った村を。山と川に囲まれた原っぱで仲間達と毎日日が暮れるまで野球ばかりしていた頃を。今思えばあんな場所で野球ができたのは幸せだったんです。甲子園行く為には血の滲むような努力が必要です。だけど野球の本当の楽しさっちゅうもんはああいう場所で伸び伸びとプレイする事にあるんです。野球は私に色んな事を教えてくれました。だから今度は私が野球の楽しさを子供たちに教えてやりたい。それが私の野球への恩返しなんです」っと生き生きとした表情で話したとゆう。で土地を予備グラウンドとして提供する事になりそれ以降暇な時にここに来て1人でグラウンド整備をしているのだと。農夫は笑いながら「ああいう人はそうそうおらんたい。余程の野球馬鹿じゃ。ただ…ああいう人間と野球が出来る子供達は幸せかもしれんばい」っと話すのだった。阿部は高林の事を誤解していた事に気づいた。高林は自分の欲得ではなく野球をする子供達の事を心から考えているのだと。

県大会本選一回戦。試合は9回までOー0の大接戦だったが何とか勝利する事ができた。が中村は阿部の為に打ちたい勝ちたいとゆう気持ちが空回りしてかスランプになっていた。この試合でもチャンスに回ってきたが凡退して悩んでいた。が阿部はそんな中村に適切なアドバイスができなかった。高林が花壇にまいたプチトマトの種に水をやって時任と話している所に阿部の妻(黒谷友香さん)がやって来た。高林はその女性が阿部の妻だと初めて知り驚く。その女性は高林が利用する弁当屋の店員で顔見知りだったからだ。阿部の妻は夫の事で高林を尋ねて来たのだがそ同様に驚くのだった。阿部の妻は高林に桜台の監督就任を断らずに受けて欲しいとゆう。夫とは高校の同級生で夫はプロ野球選手目指して必死に頑張り高3の時には夏の甲子園大会にも出場したと。しかしドラフトで指名されずあきらめたのだと。それから桜台の監督をやる様になったのだか経済的には苦しい生活だとでもこれまでは夫には「野球を辞めて」なんて言えなかった。それは夫が何よりも野球が大好きだとわかっていたから。でも最近の夫は大好きな野球をやってるはずなのに何だかとても辛そうでたまらないと「高林先生、夫を楽にしてあげて欲しいんです」っと話すのだった。

阿部は練習する部員達を見つめていた。皆自分を辞めさせたくない為に一生懸命に頑張っている。生徒達がそんなに思ってくれてるのに自分は何もしてあげられないとゆう歯がゆい気持ちになる阿部。阿部は1人で素振りするのだった。翌日予備グラウンド整備に向かおうとする高林を阿部が引き留めて「グラウンド見させてもらいました」っと声をかける。高林は「勝手してすいません、ついつい夢中になって」っと答える。阿部は「なんで、こげん応援ばしてくれるとですか?あなた監督ばしたい人やと思うとったのに」っと問う阿部に「阿部さん、わしあんたには謝らんといけんかもな。正直言いますとほんまはよう考えとりました。自分が監督ならああしようこうしようって。自分が高校球児の時には甲子園は無理じゃったから。監督になって今度こそっていう気持ちが抑えられんのです」っと「でも今は選手とあんたが全力で頑張っとる。だからわしは全力で応援する。それだけじゃ」っと答える高林だった。阿部も「自分もふと考えます。こんな時あなたならどうするやろう。あなたならあいつらに何て言うてやるやろうかって」っと高林の目を見ながら話すのだった。そして阿部は「明日の試合、良かったら見に来て下さい!」っと高林に告げる。高林は本当はこれまでも応援に行きたかったのだが自分が行くと阿部や野球部の生徒らに悪影響がでるのでは?っと危惧して控えていたのだ。だから阿部から試合を見に来て欲しいと言われてとても嬉しかったのだった。高林は「ありがとう、必ず行きますよ」っと答えるのだった。

その夜遅く高林のマンションに突然の来訪者が現れる。スランプに苦しむ中村だった。中村は「自分のスイングを見て下さい。指導して下さい」と高林に訴える。どうしても明日の試合でチームと監督の為にヒットが打ちたいのだと自分のヒットで勝ちたいのだと必死に懇願するのだった。しかし高林はこの時まだ直接選手に技術指導はできない立場だった。規定でプロ野球に関わっていた人間はプロの仕事から2年間経過してからでないとアマチュアである高校生への指導はできない事になっていた。高林がプロを辞めて現時点で1年半つまりあと半年は指導できないのだ。中村もその事は十分わかっていたし高林に対しては阿部を追い出す悪い奴だと露骨な態度を取った事もあった。しかし何とかヒットを打ちたいとゆう気持ちで高林にすがったのだ。目の前で必死に闇雲にスイングする中村を止めてバットを置いて手を見せる様に言う高林。高林は中村の手の平を触り見る。その手は毎日素振りの猛練習をしていたとゆう事がよくわかるマメが潰れまくりの手だった。高林は「いい手じゃ。よう練習しとる手じゃな。これなら大丈夫、何も変えんでいい、今まで通りでええんじゃ。この手を信じたらええんじゃ、大丈夫じゃ」っと中村に声をかけるのだった。中村も高林の言葉でこれまで抱え込んでいた苦しみが楽になったとゆう感じに。

翌日福岡大会の準々決勝。スタンドには高林の姿もあった。流石にあと3勝すれば夢の甲子園とゆう準々決勝になると相手も強かった。特に相手投手は素晴らしく完全に押さえ込まれてしまう桜台打線。それでも中盤まで0ー0で踏ん張っていたのだがホームランで1点先制を許してしまう。その後桜台の投手や守備が頑張って相手に追加点は許さなかったが桜台打線も沈黙状態だった。阿部は焦る生徒らにどうすれば良いのかわからず悩んでいた。が高林に言われた言葉「あんたが信じてやらんで誰があの子らを信じますか…」を思い出してベンチ前で部員達に声をかける。阿部はスタンドの“全国制覇”の応援の垂れ幕を指して「まいったよな。目指せ甲子園どころかいきなり全国制覇だもんな」っとそして「おまえらよう見とけ。戦っとるのは俺達だけやなか。おまえらのプレーに皆こないな、でかか夢を託しとる!」っとスタンドの方を見る。スタンドには吹奏楽部や1回戦の頃には少なかった生徒の数もかなり増えて大応援団になっていた。その応援団が自分達を必死に声援して応援してくれている。選手らもスタンドを見つめる。阿部は「今までこげんたくさん応援に来てくれた事があったか!今年の夏は最高によか夏やね!たかが1点だ!いけるやろ!今日はもう思い切って野球を楽しんだらよか!」っと選手に声をかけたのだった。それまで重苦しい雰囲気だった選手らに明るさが戻る。試合は9回裏桜台の攻撃。ワンアウト一塁。次打者の中村が阿部に「自分は打てる気がしません。自分の代わりに代打を出して下さい!」っと訴える。しかし阿部は「勝っても負けてもおまえの最後の打席や。3つ来るストライクのうち、一球でもええ。フルスイングしてこい!自分に自信をもて。そのままでええんや!」っと中村の頭をなでながら励ますのだった。送りバントが成功してツーアウト二塁で中村の打席に。阿部は中村にバットを渡し行って来いっと打席に送り出す。中村は打席に入る。中村は昨夜高林に言われた言葉を思い出して心を静めて相手投手の球を見極める。そして来た球に対してフルスイグ。中村の打球はセカンドを抜けて外野に抜けるヒットだった。2塁ランナーが3塁を回って本塁に向かう。しかし外野からも好返球が返ってきて本塁上でのクロスプレーになるがタッチアウトで試合終了。桜台高校野球部の今年の夏が終わった瞬間だった。野球部員は皆その場に泣き崩れたのだった。

阿部は野球部員達を集めて「今日は最後まで本当によう頑張った。お疲れさん」とまず生徒をねぎらって「実は今日の試合が終わったら皆に言おうと決めてた事がある。自分はこの夏を最後に監督を辞める。君らはこれまで厳しい練習に耐え自分についてきてくれた。だから今日勝てんかったのは自分の指導力不足や。君らを甲子園に連れていけなくて本当にすまん」っと生徒に言葉をかけてその後高林に「後はあなたにお任せします。うちの野球部をお願いします。あなたならきっとこいつらを甲子園に連れていける」っと頼むのだった。高林は生徒らに向かって「確かに甲子園に行ける事はすごい。目標は全国制覇。その意気込みも必要じゃ。しかしこれだけは覚えておいて欲しい。甲子園が君らの人生の終着点であってはならん!今日は君らのおかげで改めて気付かせてもらった。野球っていうもんはやっぱり楽しい。やっぱりいい。ありがとう」っと話しその後阿部に「阿部さん私も一緒に野球をやらせてもらえませんか?」っと告げる。阿部は驚き「一緒にって…自分とですか?」っと問う。高林は「正直私も体力が衰えてます。若いあんたの方が元気にグラウンドを走り回れます。それにあんた野球を好きで好きでたまらんのじゃろ。野球は野球を好きな人間を拒まんもんじゃ」っと自分と一緒に野球部をっと阿部に言うが辞めるつもりだった阿部は戸惑い躊躇する。そんな阿部に向かって生徒らが一丸となって「辞めないで下さい!」っと頭を下げて引き留める。高林はそんな生徒達の様子を見て「阿部さん嬉しいじゃないですか。コーチや監督なんてもんは教える選手がいてこそですよ」っと阿部に。阿部は感涙がこみあげてっとゆう感じに(でも泣かない様にこらえていた)。阿部は「自分にも野球への恩返し出来ますか?」っと高林に話しやりましょう一緒にっと答える高林。阿部の妻もその様子を見て夫が大好きな野球を気持ちよく続ける事ができると嬉しくなるのだった。高林は教頭に阿部と2人で野球部を指導する事を話し教頭も認めるってゆう感じでしたね(グラウンドの草取りにヤギワロタ)。高林が花壇にまいたプチトマトの芽が出てそれを見た天童も思わず笑顔になるってゆう感じでしたね。路子は夫が本物の先生らしくなったなぁっと感じるのだった





相変わらず良いドラマだとは思いますけどやっぱり1話目がめちゃめちゃスゴすぎだったのでそれに比べると2話3話目は普通にこぢんまりと良いドラマってゆう印象ですね。

今週は最初から最後まで野球部の問題でしたけど天童先生の言葉(授業の進捗状況が遅い)からすると相変わらず高林は現代社会の授業の方は苦手とゆう事ですね。あと3回ですけど来週は太田先生(塚本晋也さん)に対する生徒のイジメの問題でその後2回はもう高林の病気発覚で闘病って事になるんですかねぇ。

福岡県も県予選って本選の前に近隣地区での予選制になってるんですか。知りませんでした。そんなの北海道ぐらいかなぁっと思っていたので。あと福岡県って予選でブラスバンド応援OKなの?って感じも。大阪は確か鳴り物類とかそうゆうのは一切駄目ですけどねぇ。県によって違うのかしらん。それともドラマ内だけのフィクションなのか。

甲子園に出ようと思ったらやはり特待生制度とかで生徒集めないと実際には不可能でしょうね。野球部創部2年目で甲子園出場みたいな高校とかありましたもんね。春のセンバツとかだと最近は21世紀枠とかありますから甲子園出るチャンスもあるかもしれませんけど夏は消耗戦になるからモロに戦力差が出ますしね。

途中に出てきて高林に話しかけていた少年ってゆうのは高林の少年時代の姿って事なんですかね?なんか荒れ地1人で整備してグラウンドにって「フィールド・オブ・ドリームズ」かと思ってしまいました(^^;)

2008/01/27 (Sun) 19:24
フルスイング    2話    逃げない 

高林(高橋克典さん)が正式に桜台高校の教師となってから1週間が過ぎたがまだ授業のコツが掴めずに苦労する感じの高林。教育実習の時の夢の話は夢中になって聞いてくれた生徒達が高林の社会の授業は退屈そうに眠ったりする者も多かったからだ。特に将来の夢を警察官と答えた剣道部の田辺詩織(徳永えりさん)は練習疲れからか大あくびでいつも寝てばかりだった。授業が終わった後で注意する高林に「寝とんの先生の授業だけじゃないけん」とか「只今ニコニコキャンペーン中やけん」っと悪びれずに明るく答える田辺だった。高林は職員室の各機械の事もまだわかってない、慣れてない様でコピーしようと思ったのに間違ってシュレッダーの機械に入れてしまっておまけにネクタイを機械に巻き込まれて危うく危機一髪状態になってしまうのだった(他の先生が電源切ってくれたから良かったものの1人だったら危ない感じでしたよね^^;)。

高林は授業の無い時や放課後は教頭(本田博太郎さん)に連れられて現在中学生の子供を持つ父兄の前で講演会をして桜台高校の広告塔の役目をさせられていた。そんな行動を快く思わない天童(里見浩太朗さん)は「教師の本文は授業です!」っと苦言を言うのだった。が来年の入学者増やす事に頭が一杯らしい教頭は今日も高林を連れて講演会に。高林は講演後父兄から「先生は桜台高校では授業をされてるんでしょうか?」等と質問されるが高林が答えようとする前に教頭が勝手に代弁して答えて桜台高校に来ていただければ高林先生の素晴らしい授業が受けられます「眠ってる生徒なんて一人もいない」等と宣伝に終始するのだった。体育館では女子剣道部が迫る大会に向けて今年こそ全国制覇するんだとゆう意気込みで顧問の時任(吹石一恵さん)の指導の元熱気あふれる練習を行っていたのだったが。田辺が練習中に打ち合っていた相手とまともにぶつかって手首を痛めてしまったのだったが我慢して練習を続けたのだった。

講演会から戻ってきた高林は時任が元気が無い様子が気になり声をかける。剣道部に入部仕立ての1年生が2人退部した事で考え込んでいたのだ。時任は自身が剣道で全国大会優勝の経験があるからかその指導はとても厳しい物だった。時任の指導で剣道部は確実に強くなっていて今年は全国制覇も狙える力をつけていた。その剣道部の中でも3年生の田辺詩織が中心的存在だった。田辺は時任が中学時代から目をかけて桜台に入学させて育てた生徒だったのだ。高林も田辺がそんなにすごい選手だったとゆうのを初めて知り「じゃから田辺授業中はいつも寝とるんかぁ」っと妙に納得してしまうのだった。高林がアパートに帰ると妻の路子(伊藤蘭さん)が東京から来ていた。高林はプロ野球のコーチ時代と教師の今との違いで感じている自分の悩みを路子に打ち明ける。コーチ時代はプロ選手はわからない事や悩みがあれば自分から聞きに来てくれたと。しかし高校生は勝手が違うと。子供達から見ればわしは必要とされてない気がしてなぁっと愚痴を吐露する。路子はそんな高林を「この年でゼロから始めてここまでこられただけでも凄い事なのよ。私自慢出来る」っと笑顔で励ますのだった。

高林は自分の授業の参考になればと考えて天童や時任の授業を見学する。そんな高林に校長(山田明郷さん)がアドバイス。天童が授業中に何度も生徒らの席の間を行き来したりするのを高林に示してああやって教師は教室全体に気を配って生徒達に積極的に授業に集中させるように各自色々と自分なりのやり方で対処しているんですよっと説明するのだった。高林はストレートに天童に尋ねてみる事に。「子供達に一体何を伝えればいいのでしょうか?例えばこの現代社会という教科はあの子達に何の意味があるんでしょうか?」っと尋ねる高林に「意味などありませんよ…50分間生徒を授業に集中させるための1科目に過ぎません。教室内の生徒は一斉に授業を受ける。教師はその時間の間生徒を集中させる。それが一日6時間ですよ。それに彼らが耐えられるかどうか、そこに意味があるんです」っと当たり前の様に平然と答える天童。しかしその言葉に合点がゆかず納得できない高林は「それが教師の役目なんでしょうか?」っと天童に問い逆に天童に「あなたは教師にどんな意味があるとお思いですか?あなたが目指す教師とはどんな教師ですか?」っと問い返されて「私は天童先生のような授業をしてはみたいが…わかりません」っとしか答えられなかったのだった。

高林は翌日早速自分に聞きたい事があれば何でも聞いてくれっとプリントを配布するが時任に自分の授業の時に止めてくれと注意されおまけに誤字も指摘されてしまう。高林は最近通学時や授業でいつも“ニコニコキャンペーン中”の田辺に笑顔と元気が無い事が気にかかっていた。その高林の不安が的中してしまう事に。剣道部の練習中に手首の痛みを必死で隠してこらえて練習する田辺だったが時任はその事に気づかずに大会前なのに覇気が無いと田辺を責め1VS1で厳しい打ち合いの稽古をつけてしまうのだった。練習を見学していた高林が田辺がおかしい事に気づいて止めようとしたが時任の厳しい打ち込みが小手に入って竹刀を落として倒れてしまう田辺。高林が田辺の右手の小手を外してみると手首が赤く腫れ上がっていた。苦痛に顔をしかめながら「ごめんなさい先生…」っと謝る田辺。病院での診察の結果田辺の手首の骨にはひびが入っていて全治3ヶ月と診断された。医者はよくこんな手で竹刀を握れたものだと驚くのだった。田辺は最後の大会があるのにっと医者に話すが治らないうちにこれ以上無理すると物も握れなくなると言われてしまうのだった。時任は田辺に「ごめんなさい…申し訳ありません」っと力無く声をかける事しかできなかった。時任は数日前の練習で田辺が手首を怪我してその後それを我慢して練習していた事に気づいてやれなかった自分の事を責めていた。早く気付いてあげてればまた最後の自分の打ち込みで傷が更に悪化してしまったのではっとゆう思いもあった。中学時代から自分が目をかけて自分を慕って桜台に来てくれた田辺だったので尚更だった。

田辺の怪我の事はすぐにクラスメイトらにも伝わり翌日時任が授業の為に教室に来ると黒板には生徒らによる時任への悪口雑言誹謗中傷“田辺は時任に壊された”“田辺は使い捨てにされた”等が書き込まれていた。そこに遅刻してきた田辺が。田辺は落書きに驚き「自分が怪我を隠してしまったから…」っと自分に責任があるのだ自分が悪いんだっと時任をかばうのだったがクラスメイトらの時任を見る目は変わらなかった。学校の展示場?に飾られた自分が剣道部の顧問になってから得た表彰状やトロフィーや記念品の前に佇む時任に声をかける高林。時任は「私はこれをたくさん飾るために桜台に来ました。勝つ為には強い心と強い体が必要なんです。その為には厳しい稽古を何度も繰り返さなくちゃいけないんです。」っと話すのだった。時任が教頭に呼び出されて校長室に。教頭は自分が全国優勝等と事ある毎に時任をあおっていた事は棚にあげて時任を責める。剣道部の今年の新入部員は11名だったのに短期間のうちにもう8名が退部しているとか今回の田辺の怪我で残りの3名の1年生の父兄が心配しているとか。で挙げ句に「過剰なプレッシャーを生徒に与える事だけは止めて下さい!」っと言われてしまうのだった。それは時任の桜台での存在理由を否定されたとゆう様な感じだった。そうゆう不安定な精神状態だった事もあってか時任は皆を応援しようと思って体育館に来た田辺を拒絶して帰る様にと言ってしまうのだった。田辺にすれば剣道が好きだから時任が好きだからとゆう気持ちだったのだが今の時任にとっては腕を吊って自分の前に現れる田辺に自分が責められている気にしかならなかったからだ。

体育館から泣きながら走ってゆく田辺の姿を目撃した高林は田辺を追いかけて屋上に。田辺は屋上で落ち込んでいた。高林は「何故怪我を隠してた?最後の試合だからどうしても出たかったか?」っと田辺に尋ねるが田辺は否定して「先生を…時任先生をがっかりさせたくなくて…今年こそ日本一になろうって皆で頑張ってきたのに…その最後の試合に出られなかったら皆にも悪くて…」っと答えるのだった。高林は「それで無理をしたか?いや無茶だな。無理はしてもいいが無茶をしてはいかん」っと諭すが田辺は「わかってる。先生うざいよ。」っと答えるのだった。時任が剣道部の練習を直接指導する事を辞めてしまう。高林は放課後自宅近くの港の側で1人使える左手で竹刀を振っている田辺の元に行き話しかける。二言三言会話の後「忙しそうじゃしのう」っと言う高林に「忙しかよ私達は。大人から見ると暇に見えるかもしれんけど頭ん中は毎日台風が起きとるんやけん」っと答える田辺に「そうじゃなぁわしもそうだったのかもしれん。」とつぶやく高林。ウザがる田辺に高林は手首の怪我の具合はどうなのか?素振りしても大丈夫なのか?っと尋ねるが田辺は「ここ(ひびの入った手首)さえ動かさんかったら平気。それに怪我が治るのに3ヶ月もかからんかもしれん。そうしたら試合に出れるかもしれんし、いや絶対出る!」っと早期復帰に意欲を見せるのだった。高林はそう話す田辺の生き生きとした目を見て「いい目をしとるのぅ」っと声をかけるが田辺は「先生で二人目じゃそんな事言うたん」っと驚きの表情を見せる。高林は一人目は時任先生じゃなっと尋ね「先生もいい目しとった。この人みたいに楽しゅう剣道したいと思った。警察官になったらずっと剣道続けられるし子供達にも教えられるし」っと時任に出会って剣道に惹かれる様になった時の事を思い出す田辺。高林は「それじゃあ簡単に壊れる訳にはいかんのぅ。じゃあ一緒に素振りじゃ」っと田辺に言いまたウザいと言われてしまうのだった。田辺の「ウザイ!」に慣れた高林はその言葉はわしにとっては褒め言葉じゃっと話し田辺の顔にも笑みが。高林はその日から田辺のリハビリ兼ねた練習につき合う事に。

高林は以前自分が書いた「才能とは逃げださないこと」とゆう言葉を見つめて昔のコーチ時代の子とを思い出すのだった。高林は天童から現代社会の授業の進捗具合が遅い事を指摘されまだ自分の授業とゆう物が出来てないのですか等と問われる。高林は先日天童に問われた問い(「あなたは教師にどんな意味があるとお思いですか?あなたが目指す教師とはどんな教師ですか?」)の答えを天童に告げる。自分は最初から天童先生の様になろうとしていたがそれは無理だとわかったと、「高林はどこまで行っても高林です。私は生徒に何を伝えればいいかなどわからんけど一人一人に向き合っていこうと思います!」っと。天童は「それがあなたが目指す教師ですか?」っと問い「今は生徒には必要とされてないかもしれんけど何かあった時に高林とゆう教師がおったなと思い出して生徒が来てくれればと。いつでも生徒が来やすいように手を広げて待っててやろうかと。自分は不器用じゃから不器用なりに動くしかないとそう思いました。」っと答える高林にそれは親の役目では?っと天童。高林は「親みたいな教師じゃ駄目ですかね?」っと尋ね「まぁそれが理想ではありますな。」っと答えて去ってゆく天童だった。

怪我から立ち直りつつある田辺とは対照的にますます自責の念と自信喪失の深みにはまってしまった時任は剣道部の顧問を辞めて完全に退こうと考えるまでに追いつめられていた。高林はそんな時任を「逃げようなんて考えはいかんです」っと諭すが「高林先生があの子達をみてやって下さい。私の指導は剣道を嫌いにする指導なんです。私がいなくてもあの子達は大丈夫です。」っと言う時任。実際に顧問不在中剣道部が必死に練習する姿を実際に見た高林は頷き「あんたがいなくてもあいつら立派に稽古しとる。田辺が怪我で抜けた穴をカバーしようと前より必死じゃ。でもそういう風にあの子らを育てたのはあんたじゃ。あんたがあそこまでにしたんじゃ。あの子達は平気なふりしとるが心の中は不安でいっぱいじゃ。先生に見ていて欲しいんじゃ。何かあった時には時任先生がおる。そういう事がどんなに心強いか。ただ一緒にいてやる。それが出来ませんか?」っと剣道部顧問を続ける様に促すが「田辺を壊してしまった私にその資格はありません」っと時任も頑なだった。高林はわかったと、剣道部の顧問を自分が引き受けるが剣道の事は知らないので教えて下さいと時任に頼み2人面と防具を付け竹刀を持って立ち合う事に。最初は手加減している様な感じの時任を「時任先生の剣道はそんなもんですか!」っと挑発する高林。本気になった時任に一方的に叩きのめされる高林。全国優勝経験者の時任の剣は凄まじい迫力があった。高林は何度も何度も倒れて床に倒れるがその度に立ち上がるのだった。59歳の高林は体力の限界とゆう感じにヘトヘトになっていたがそれでも最後に時任の胴に見事に一本打ち込んだのだった(剣道ってゆうよりも思いっきり野球スイングでしたけど^^;)。高林は「剣道は楽しいのぅ」っと笑顔で時任に言い時任も頷く。

立ち合いの後剣道は難しいと自分には無理だと。だから時任に顧問を続ける様に告げる高林。高林は剣道をしている時の時任の目が田辺と同じで良い目をしているから大丈夫じゃと告げる。田辺の目で時任はハッと思い出す。田辺と初めて出会った日の事だ。時任が「あなたの名前は?」っと尋ね「田辺詩織です」っと答える田辺。時任が「いい目をしてる。私と一緒に剣道をやりませんか?」っと手を差し伸べて誘い「はい」と嬉しそうに自分の手をしっかり握ってくれた田辺の姿を。高林は時任を屋上に連れてゆく。屋上では田辺が左手一本で竹刀を振って練習していた。高林は「時任先生、あれが壊れてますか?。田辺があんなに頑張ってるのは先生の指導が間違ってない事を証明したいからなんです。そして将来警察官になって先生から教わった事を子供達に伝えたいんだと。田辺はずっと先を見とる。あそこまで田辺を育てておいて先生が逃げてどうするんですか!あの子は中学時代に先生に言われた言葉を御守りにしとる」っと時任に。その時の言葉先生も忘れとらんじゃろっと問う高林に「ええ、もちろん」っと答えた時任は田辺の側に行き「あなたの名前は?」っと声をかけ「田辺詩織です」っと答える田辺。「いい目をしてる。私と一緒に剣道をやりませんか?」っと手を差し伸べて「はい」と答えて時任の手を握り返して笑顔になり抱き合う2人だった。そんな2人の様子を見て高林も喜び笑顔に。そしてニコニコキャンペーン再開じゃっとつぶやくのだった。その日のクラブ活動から時任は剣道部の指導に復帰して生徒達の中には田辺の姿があった。翌朝登校してきた田辺の表情には以前の様な“ニコニコキャンペーン”笑顔があった。その様子を見て高林も嬉しくなるのだった。




1話目があまりにもインパクト強烈でしたので2話目でどうかなっと思ってましたけど2話目も良かったですね。最後の屋上で時任と田辺が初めての出会いのシーン再現するところは(T_T)でした。しかし時任先生の指導は相当厳しそうですな。まぁ全国制覇が狙えるクラブですから当たり前と言えば当たり前ですけど。あの厳しい指導の中で剣道を楽しいと思える田辺もかなりの精神力ですよね。授業では寝てばかりですけど(^^;)。「無理は良いが無茶はいかん」も名言ですよね。この境目ってゆうのが難しいと思うんですけど。スポーツ選手っていつもこれと背中合わせなんでしょうね。新人ならともかくある程度の年数やってる選手は体のどこかに古傷の爆弾抱えている訳ですし。高林先生は人間として生徒に接するのは上手いですけどまだ教師として現代社会の授業は未熟とゆう感じですね。でもこれは59歳といっても教師としては新人ですから仕方ないのではっとゆう感じが。徳永えりさん良かったですねぇ。映画「フラガール」では小さい弟や妹抱えて苦労する女の子木村早苗役でしたよね。映画前半はかなり目立っていた感じの役で。これではカッツミーが徳永さんの父親役でしたけど。炭坑クビになってイラついていたカッツミーにフラやってる事怒られ殴られ髪の毛切られでしたけど(^^;)最後は夕張に引っ越してしまうってゆう役でした。

2008/01/20 (Sun) 17:32
フルスイング  1話    再びの、夢

プロ野球の名打撃コーチとして30年近く活躍していた58歳の高林導宏(高橋克実さん)はシーズンオフに突然球団フロントから冷たく解雇通告されてしまう。しばらく自宅で妻子と過ごしていた高林の元に先輩から福岡の高校で教育実習を受けて教員免許を取得してはどうかとゆう誘いの電話が。高林は以前選手への指導に役立てばとゆう事で通信教育で教育論等をずっと勉強していた事があったからだ。迷う高林に教育実習は2週間なんだし良い気分転換になるわよと妻の路子(伊藤蘭さん)にも勧められてそうだなっと思って桜台高校に教育実習生としてやって来た高林。

高林の指導教員になった天童(里見浩太郎さん)に「あなたは本気で教師になるつもりがありますか?」っと突然尋ねられてコーチをクビになった気分転換の為だとはとても言えず答えに詰まってしまう高林。高林は天童の現代社会の授業を見学していたのだったが天童は突然15分時間をあげますから授業をやってみなさいと高林に告げる。初めての教壇で緊張し戸惑う高林だったが黒板に“夢”っと書き人生で一番大切な物は夢だと説き生徒らにそれぞれの夢を尋ねてゆく高林。生徒らは「サラリーマン」とか「とりあえず食べていければよか」とか「女性警察官」とか答えるがこれは皆そんな事を突然尋ねる高林をからかって適当に答えていたのだった。席順毎に夢を聞いていた高林だったがその次の生徒は何も答えなかった。その少年は神経質そうで暗そうな感じだった。高林もどうしてよいかわからず戸惑ってしまう事に

その授業の後で大量のノートを買い込む高林。現代国語の教師の時任あや(吹石一恵さん)が何に使うのか尋ねる。高林はコーチ時代に敵球団と戦う時に敵選手のデータを集めていた、だから今回も敵(生徒)を知るにはまずデータ集めからと思ったからですと答える。時任も生徒を敵と呼ぶ高林に同感だと共感するのだった。高林は早速屋上でノートに生徒の名前を書き記してゆく事にしたがまだ生徒の名前を全然聞いてなかった事に気づく。そしてさっき自分の質問に無言で答えなかった生徒の事が特に気にかかるのだった。偶然昼食食べる為に屋上にやって来た大田先生にその生徒の事を尋ねて森和人(久野雅弘さん)とゆう生徒だと知る。大田によると教師は皆森に関しては手を焼き困っているのだとゆう。授業でも全く何も答えず心開かずなのだと。大田は森の家庭環境を話す。森の両親は2人とも森を残して蒸発。森はその後親戚の家に引き取られて現在に致るとゆう。大田も森の事は何とかしようと自分なりにやったが駄目だったとそれと教師があまり1人の生徒ばかりに肩入れすると授業のペースが乱されては他の生徒の迷惑になってしまうと話すのだった(だから無視に近い様な感じになるって事ですな。質問しても何も答えずに時間取られるだけだから)。

高林はグラウンドで練習する桜台高校の野球部の練習を見学して監督の阿部一球(萩原聖人さん)と会話を交わす。高校生らが生き生きと野球する姿を見て高林はハッとする。自分は突然夢を失った(コーチリストラ)が夢のない人生なんて消化試合のようなものだと。自分は授業で生徒らに夢を尋ねて夢を見失った1人の生徒に出会った。高林は当初生徒を敵扱いしてしまったが生徒は教師にとって敵なんかじゃないっと気付いたのだった。高林は路子に電話して自分がコーチ時代に自軍の味方選手の事を書いたノートを急遽送ってもらう事に。それから高林は積極的に森に声をかけ続けたのだったが森は答える事はなかった(むしろ余計に殻に閉じこもってしまった様な感じに)。森が3年生にからまれているのを高林が助けた時も同様だった。そんな高林と森の様子が気になった天童が高林に「森君は鍵をかけて閉じこもっている。それをあなたは無理矢理鍵をこじ開けようとしている。その鍵を壊したその後、あなたは森君をどうするつもりですか?。教育実習が終わればあなたはここを去る。そして森君は一人になるんです。もう一度聞きましょう。あなたは本気で教師になるつもりがありますか?…」っと尋ねる。高林はしばらく考えた後で「森君はかけた鍵の開け方がわからんのじゃないかとわしには思えるんです。だからわしは連れ出したいんです。心の底から笑わしてやりたいんです!」っと答える。それは教師としての覚悟ですか?っと問う天童に人間としての覚悟ですっと答える高林。

高林は路子から送ってもらったノートを見ていた。自分がコーチ時代に信念にしていた“大きな耳小さな口優しい目”の言葉を思い出す。時任と森に関しての話になった高林はコーチ時代自分は選手自身が悩み苦しみ教えて下さいと言ってくるまで待つのが“大きな耳小さな口優しい目”で待つのが信念だったとだから森君の事も待つことにしたと話すのだった。そして先日生徒を敵扱いしたのは誤りで自分は子供達が可愛いので味方になってやりたいと話すのだった。時任は自分も昔は高林と同じ考えで教師が自分の夢だったが自分がこの学校に教師として採用されたのは日本一になった剣道の腕が買われての事で売名目的の広告塔だったとつぶやく。が高林は夢が叶って教師になってるじゃないですかっ大丈夫、大丈夫と明るく励ますのだった。

それからの高林は大胆に積極的に生徒らに接近する事に。生徒らの事を覚える為に1人1人に名前と夢を聞きその時に撮影した写真で生徒のアルバムを作り始めたのだった。ほとんどの教師は高林の行動に呆れ顔だった。しかし生徒らには受け入れられてゆく高林。いつの間にか高林の行く所に生徒が集まってくる様になっていた。それから数日後に自分の所に来た生徒達の写真を高林が撮影しようとすると突然背後から「そこは駄目だよ」っと耳慣れない声が。森だった。高林は何でっ?と森に尋ねるとその場所だと逆光になってしまうからと答えて自分ならあそこから撮ると場所を示す。森は更に被写体の生徒らにも体の向きとかをそうした方が痩せて写る等と指示するのだった。
高林は森を自分の側に呼んでどう撮れば良いのかカメラを渡して教えてもらって生徒らの写真を撮る。森と2人になった高林は写真を撮らせてくれと頼むがそれには森が難色を。高林はそれじゃあ自分の写真を撮ってくれと森に頼み森は快諾して高林を撮影するのだった。森の顔にも笑顔があった。そんな2人の様子を教室から見ていた時任は驚くのだった。屋上で写真について生き生きと話す森。高林はそれなら将来の夢は写真家じゃなっと話すが森は高校卒業したらすぐに就職してこれまで自分を育ててくれた叔父さんと叔母さんに養育費を返さなければならないっと簡単に夢を語れる程僕の人生って簡単じゃないんだと答えるのだった。

高林の最後の教育実習の日になり最後の授業で高林はもう一度最初の授業と同じ夢の話を。高林は「夢は君らを強くする、夢は君らを励ます、夢は君らが迷った時、道を照らす星になってくれる」っと前置きして自身の人生と夢の事を話す。野球選手になるのが子供の頃の夢で甲子園を目指したが予選で敗れ果たせず。社会人野球に入ったがそのチームがなんとその年に休部に。その後大学の野球部で活躍して優勝してドラフトにかかりようやく念願の夢のプロ野球選手になれたと。しかし入団した年に左肩脱臼の大怪我をしてしまってその傷が治らず無理して頑張ったが結局4年で現役引退する事になってしまったと。でもその後色んな人の応援を受けて打撃コーチになる事ができた。その後はコーチとして選手を育てて選手の夢を実現する事が新しい夢になりそれから30年我を忘れて夢を生き続けたと話すのだった。そして最後に生徒らに「ここに君らの夢がある、まだ若い夢、出来たての夢。形のないものだってかまわない。君らの夢がわしらの宝じゃ。これからわしは君らの夢を応援するで。どこにおっても、何をしとっても、東京に戻っても、プロ野球のコーチに戻っても君らの夢を応援する。いいか、君らの夢を応援する人がこの世に最低一人でもおるって事を覚えておいてほしい。挫折したりくじけそうになった時にはその事を思い出して欲しいんじゃ」っと語りかけたのだった。

自分の写真を撮られる事をあんなに躊躇していた森も完全に高林に心開き写真撮影を快諾して森の写真も高林のアルバムに加わるのだった。その他の生徒らも名残惜しそうな感じで高林の周囲に。1度は東京に戻った高林は一大決心をする。プロ野球の球団から来季の打撃コーチ要請の話もあったのだがその話を断って4月から桜台高校に正式教員として行く事を決心したのだった。そして4月になり生徒らの前に59歳の新人先生高林が。森や生徒らも高林が戻って来てくれて嬉しそうな表情だった。高林は「私はプロ野球という世界で野球一筋に生きてきましたが昨年の教育実習で皆さんと出会い挑戦者魂が再び沸き起こってまいりました。夢を持ちあきらめずに突き進めば夢は必ず達成できるものです。私はここに骨を埋める覚悟でみなさんと一緒にやってゆきます。皆さんの将来の糸口を探す手助けをする為に。命を懸けてバックアップしていきたいと思います!」っと挨拶するのだった。





良かったですねぇ。初回なのに最終回かってゆうぐらいの盛り上がりで。「夢」に関する熱すぎる授業良かったですよ。実話を元にしたドラマで多少脚色されている部分もあるんでしょうけど。こうゆう人柄なら野球選手達が慕うってゆうのもわかりますよね。第一回は教育実習から正式に教師になるまででしたけど次回からは教師になっての苦しみを知るってゆう感じになるんですかね。結末はもうわかってるだけに(T_T)ですな。私野球好きですからコーチとして高畠さんの名前は知ってましたけど晩年教師になられていたってゆうのはこのドラマで初めて知りました。実際の高畠さんは左打ちですけどこのドラマの高林は右打ちって事でこの辺は映画「フィールド・オブ・ドリームス」で“シューレス”・ジョー・ジャクソンが本当は左打ちなのに右打ちになっていたのと同じでアバウトって事ですな。

高橋克実さん連ドラ初主演(2ドラでは金プレ枠で「こちら新宿駆けこみ寺~泣き笑い玄さん奮闘記」がありましたけど)でしたけど良かったですねぇ。高橋さんってガタイも良いから元スポーツ選手役でも違和感無いですもんね。でも本物の高畠さんと風貌似てますよね。頭以外の部分も。実年齢46で59歳の役演じても相応に見えますもんね。フッキーもこうゆう感じの役(真面目で気が強くて剣道の達人)はピッタリですよね。プロ野球選手吹石徳一さんの娘でガタイも良いですし。森君役の久野雅弘さんって「少年H」のHの少年時代だった子なんですね。大きくなりました。

| ホーム |

 BLOG TOP