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2008/01/27 (Sun) 00:40
浅見光彦シリーズ30  天河伝説殺人事件

浅見光彦物では一番有名な作品ですよね。昔映画化もされましたし。でも映画が金田一物みたいにシリーズにならなかったって事は興行的には今1つだったんですかねぇ。でもあの映画で浅見光彦の世間の認知度は確実にあがったのではっとゆう気がするんですけど。それまでにも火サスで水谷豊さんが演じられてはいましたけど。あと月ミスの辰巳豚郎版でもドラマ化されましたけどあまり印象に残ってないんですよねぇ(^^;)(ヒロインが細川直美さんだったってゆう以外は)。映画版も記憶に残ってるのは「雨降らしの面」に仕込まれた毒で死ぬのと天河神社の独特な形の五十鈴と市川崑監督とゆう事で金田一とゆうか横溝色が強かった(陽一郎が石坂浩二さんでしたしよしわかった!の加藤武さんが刑事役でしたし岸恵子さんが犯人だったり)のとヒロインの若い財前直見さんが垢抜けてなかったとか中森明菜さんの「二人静か」の歌とかですかねぇ。


新宿の街中で1人の中年男が突然苦しみだして階段から転落死する

能の名家の水上家では主な水上流一門の面々が勢揃いしていた。宗家の水上和憲(神山繁さん)、和範の亡くなった長男和春の未亡人の奈津美(山口いづみさん)、和春と奈津美の子供の和鷹(東根作寿英さん)と秀美(田中美里さん)、そして分家の代表的立場の高崎義則(唐十郎さん)らだ。今回の集まりは近日に迫った和春の七回忌追善能の演目と演者を発表する為だった。「道成寺」は和鷹が「二人静」は和憲と秀美が演じるとゆう事に。一門が驚いたのは突然和憲がこの追善能終了後に天河神社の舞台での奉納舞いを行って宗家を退くと発表した事だった。ざわつく高弟達。集まり後の座敷で和憲に宗家の跡目は一体誰なのです?和鷹?秀美?っと尋ねる高崎の姿が。高崎は「能楽の世界に女は無用です。女の宗家等前例がありません」っと告げて和鷹を押そうとするが奈津美が「前例がなければ作れば良いではありませんか」と秀美を後押しするのだった。和憲はどちらを宗家にするか明言は避けた。

追善能の当日になり和憲は「雨降らしの面」を和鷹に授けその面をつけて「道成寺」を舞う様に告げる。水上家に代々伝わる「雨降らしの面」は本来宗家になった人間のみが着用する事ができる面だったのだが和春の供養の能とゆう事で特別に和憲が許可したのだった。能が開幕するまでの間楽屋で高崎と高弟らが次期宗家について噂するが「雨降らしの面」をかぶる事が許された和鷹なのか?和憲の「二人静」の相手を勤める秀美なのか?普通どちらも次期宗家の人間が許される事だった為にわからず戸惑うのだった。この追善能には浅見雪江(野際陽子さん)光彦(中村俊介さん)母子も見に来ていた。そこには内田康夫(伊東四朗さん)と「旅と歴史」の藤田編集長(小倉久寛さん)も来ていたのだが雪絵は初対面の内田に光彦をあまり探偵ごっこに引きずり込まないで下さいとチクリ。追善能がはじまり「道成寺」の山場の場面になり清姫に扮した和鷹が鐘の中に入って蛇装束に着替えて「雨降らしの面」をつけて鐘が吊り上がって出てきて舞おうとした次の瞬間突然舞台上で倒れて崩れ落ち動かなくなってしまった

高崎ら高弟らが慌てて和鷹を楽屋裏まで運び面を外して和鷹に呼びかけるが反応はなかった。追善能の客の中に水上家かかりつけの医者が居て診断してもらうが既に和鷹は死亡していて手の施しようが無かった。医者は毒物の可能性を指摘するが高崎に水上家の体面が損なわれないようにと頼まれてその場では心臓発作だとゆう事にするのだった。目の前での突然の兄の死に激しいショックを受ける秀美。そんな秀美を慰める奈津美。そんな奈津美に雪江が挨拶し光彦と秀美も顔を合わせるのだった。光彦は秀美から今回和鷹が特別に「雨降らしの面」を使用していた事を教えられるのだった。帰宅後雪江が実は以前光彦と秀美のお見合いの話があった事を光彦に伝える。光彦の父親秀一が生きていた時に高崎に能について習っていてその時に高崎から光彦の結婚相手にどうかとゆう話があったのだとゆう。結局お見合いは実現には致らなかったのだが。光彦も昔よく家に来ていた高崎の事を「失せにけり」のおじさん(能の一節のその言葉を光彦の前でよく口にしていたので)としてよく覚えていたのだった。

光彦と雪江は和鷹の通夜に出かけるが光彦は喪服姿の中年女性が水上家の様子を通りから伺うように見つめ立っているのを目撃する。帰宅した光彦と雪江は陽一郎(榎木孝明さん)と亡き秀一と能(水上流)との縁の話に。能は戦前パトロンだった華族や財閥が戦後解体されてスボンサーを失ってしまって存続自体が苦しい状態に追い込まれていた。当時はまだ大蔵省の一主計官に過ぎなかった秀一だったが国に伝統芸能の能を保護するべきだと進言したのだったが戦後の食糧難の時代に文化的な事に予算は出せないと却下されてしまった。そこで秀一はGHQの上級将校らを招待して天河神社で能舞台(この時に舞ったのが若き和憲)を見てもらってGHQに保存すべき文化だと認められて国からも援助を受けられる様になったのだった。

光彦は陽一郎に警察庁に呼び出される。和鷹の司法解剖の結果アルカロイド系の毒物が検出されて他殺の疑いが出てきたからだった。陽一郎は更に先日新宿の街頭の階段で転落死した男の事件も光彦に伝える。その男は愛知県豊田市在住の川島孝司とゆう男でやはりアルカロイド系の薬物が死体から検出されていた。陽一郎がどうしてこの男の事を伝えたかとゆうとこの川島が天河神社のご神体の五十鈴を所持していたからだ。五十鈴には刻印番号があり神社が誰に授けた物かがわかる様になっていたのだがその五十鈴は和憲の物だった。光彦は水上家に行き和憲に五十鈴の事を尋ねるが和憲は川島とゆう男も知らないし五十鈴も知らないと答えるのだった。光彦は秀美に自分の父親の話やお見合いの話があった事や高崎の話をして能面をかぶって自分が覚えている能のフレーズを読み上げるのだったがその時に面の内側の唇部分周辺に毒を塗っていれば面をかぶった者がその部分を舐めれば毒殺も可能だとゆう事に気付いたのだった。光彦は秀美に頼んで和鷹が亡くなった時にかぶっていた「雨降らしの面」を見せてもらおうとしたが高弟に面を入れている封印を解くには和憲の許可が必要だと拒否される。光彦は箱を持ってみるが中に面が入っているにしては空箱の様に軽い事に気づく。秀美が自分が後で宗家に許可とるからと高弟を説得して開けてもらうが箱の中はやはり空っぽだった。

和鷹の顔から面を外したのが高崎だとゆう事で高崎の元に聞きにゆくが高崎は面を蔵にしまったのは奈津美だったと答えるのだった。光彦は秀美から和鷹の出生の秘密を明かされる。和鷹の母親は奈津美ではなく父親が他の女性に産ませた子供だとゆう。戸籍の上では実子となっている。秀美によると和鷹自身も父親がいずれ話すと言ったまま急死してしまったので本当の母親が誰かは知らなかったとゆう。秀美はそうゆう理由で奈津美が自分の事を宗家にしたかったらしいとでも自分は断るつもりなのだと話すのだった。秀美は奈津美に和鷹の母親の事を尋ねるが奈津美は答えずはぐらかすのだった。和憲の姿が水上家から忽然と消えてしまい大騒ぎに。高崎から和憲が最近引退したら天川に行きそこで最期を迎える等と話していた事を聞いた光彦は和憲の行方と事件を解く鍵を求めて天川に向かう事に。光彦は天河神社を訪ねるが和憲は来てないとゆう。和憲は来る場合は必ず前もって連絡してくるがそれも無いとゆう。光彦は川島の事も尋ねてみるが神社の人間は知らなかった。神社の人間の話で5年前に和憲が天河神社の舞台で「道成寺」を舞った事があったとゆう。しかしその時に当初はつけて踊るはずだった「雨降らしの面」をなぜか急遽つけるのを止めた事があったとゆう。神社の人間も理由はよくわからないが雨が降るのを嫌ったからではないかとゆう。実際それまで降っていた雨が和憲の舞の時には止んでいたとゆう。光彦は帰り際に和憲がこちらに来る時の定宿(吉野にある)を聞き訪ねてみる事に。

光彦の読み通り和憲は定宿に滞在していたのだったが外出中だった。光彦は和憲が立ち寄りそうな付近のお寺等を探すのだったがその途中で和服姿の女性とすれ違う。和鷹の通夜の時に見かけた女性だった為光彦は声をかけたのだったが女性はそのまま立ち去ってしまった。光彦はその近くで倒れて亡くなっている和憲を発見する。服毒死だった。秀美は亡き祖父に自分が中学の頃面白半分で能の舞いの真似をしていて筋が良いと褒められて本格的に能の稽古をはじめた時の事を思い出していた。秀美は光彦に昔の能の世界で世襲争いによる毒殺事件があった事をあげて自分の母親の奈津美も血の繋がらない和鷹の事を内心憎んでいたとだから自分を宗家にしたいと考えた母親が和鷹を毒殺してしまったのかもっと疑っている事を明かす。

陽一郎が京都で行われる会議に出席する途中で天川に立ち寄る。陽一郎も父親が好きだった天川の地を1度訪れてみたかったのだ。陽一郎は川島が毒殺される直前に和服姿の中年男性と会っていた事がわかった事を伝える。光彦が2度(和鷹の通夜と和憲の死体発見現場の近くで)目撃したあの女性は長原敏子(黒田福美さん)とゆう吉野で小学校教師をしている女性だとわかる。敏子は豊田市出身で川島とは中学の同級生で川島の初恋の相手だったとゆう関係だった。充子は奈津美に敏子の事を尋ねるが奈津美はその事には触れたくないと言う。昔夫に突然自分には別の女性に産ませた男の子が居ると今日からその子を息子として育てて欲しいと言われてショックを受けた。が宗家や高崎にも水上流の将来の為だと頼まれてまたなかなか子供を産めなかった自身にも負い目があったので納得して育てる事にしたと。その2年後に妊娠して秀美が産まれたのだと。秀美は女の子ながら見事な舞の腕だったのでどうしてもこの子を跡目にしようと考える様になったと。でもその為に殺人等はしないとゆう事だった。

光彦は敏子を訪ねて直接当時の事情を尋ねようとしたが用事があるからと断られてしまう。光彦は宗家が亡くなって当時の事を唯一知る存在となった高崎の元に。高崎はまだあの時点で奈津美には子供が無く水上流の将来の事を考えて宗家と相談して強引に敏子から取りあげたのだとゆう。光彦はその事を秀美に話し2人で敏子の元に。敏子も和鷹の母親である事を認めて昔の事を話しはじめる。27年前に天河神社で偶然和春の能舞台を見てその晩に和春と愛し合い結ばれた。それから何度も会うようになり妊娠出産した。宗家が来てこの子を将来必ず宗家にするからと告げてその約束の印として天河神社の五十鈴を置いてゆき和鷹を取りあげられたのだとゆう。必ず宗家にしてくれるとゆう約束を信じて和鷹を手放したのだったがそれからしばらくして秀美の踊りの才能が素晴らしくて宗家も認めていて秀美が宗家になるのではっとゆう話を耳にして不安になった。それから和春が亡くなって奈津美が実の子供の秀美を宗家に押すだろうと思う様になり自分から子供を取りあげた宗家への憎しみがこみあげたと。そんな時(5年前)宗家が天河神社で「雨降らしの面」をかぶって踊るとゆう話を聞き事前に神社に忍び込んで面の口の部分に毒を塗ったのだと。しかし宗家はその時直前で面を使うのを止めてしまった。つまり5年前に敏子が宗家を殺害しようとした「雨降らしの面」を息子の和鷹がかぶる事になり死亡してしまったとゆう母親が息子を殺してしまったとゆう皮肉な真相だったのだ。

先日自分の所に宗家が「雨降らしの面」を持って訪ねてきた(敏子は宗家が自分をかばう為に面を隠してくれたのだと知る)。そして昔の敏子との約束を忘れて秀美を宗家にと考えた事もあった事を恥じて「雨降らしの面」を和鷹に与えたのだがあんな結果になってしまってすまなかったと本来面をかぶって亡くなるのは自分だったと謝ってくれたのだとゆう。そして宗家は全ての責任は自分がかぶると服毒自殺したのだとゆう。敏子は光彦と秀美に別れを告げて立ち去りその後「雨降らしの面」を抱いて吊り橋の上から投身自殺してしまった。敏子の家にはこれから息子を抱きに行きますとゆう書き置きの遺書が残されていた。和鷹と和憲の死の真相はわかり後は川島殺しとゆう事で光彦は高崎の元を訪れる。高崎は川島殺しを認めた。川島は同窓会で会った敏子から相談された事を良い事に敏子から預かった五十鈴で自分を脅迫してきたとゆう。だから水上流の事を考えて殺したのだとゆう。高崎は自分は宗家は男でなければ駄目だと言い続けてきたが秀美の踊りをあらためて見ると素晴らしいと宗家にもふさわしいと認めて自分はこれから宗家の後を追いますっと光彦に秀美の事を頼みますと告げて立ち去ったのだった(その後服毒自殺)。光彦は自分を頼って弱気な感じを見せる秀美をあなたは水上流の為に生きてゆかなければならない人なんですと諭して励ますのだった。その後秀美は立派に天河神社への奉納舞を踊り水上流宗家を襲名したのだった。その襲名披露には光彦と雪江の姿があった。




映画版では高崎は前半で敏子に殺されてましたし川島殺したのも敏子でしたから今回のドラマとはだいぶ違いますね。和憲も死ななかった様な感じが。同じなのは敏子が面に塗った毒で和鷹が死んでしまったってゆうのぐらいですかねぇ。今回のドラマで和憲役だった神山繁さんが高崎役でしたね。

田中美里さんも主演物のシリーズ以外でこうゆうヒロイン的な役柄って最近では珍しいのではって感じでしたね。1時期犯人が続いた時もありましたし。今回のこうゆう役柄にはピッタリだったんじゃないですかね。唐十郎さんはオーバーアクションってゆうか何とゆうかってゆう感じでしたね(^^;)。舞台の世界ではすごい人なんでしょうけど。東根作寿英さんの殺され役って意外に珍しいかも。最初善人ぽくて実はイカれてる犯人役とかは多いですけど。神山繁さんは貴重なおじいさん俳優ですから今後も元気で活躍されて欲しいですね。

天川村と天河神社(字が違うんですよね)も行った事ありますけど大阪から行くと本当自然が多く残っていて別世界ってゆう雰囲気の場所に感じました。
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コメント

小説で

よく映画とかテレビで断片的には知っていた作品なんだけど初めて小説で読みました。失せにけりですか能の世界の奥深い宿命の悲哀。さすがに伝統文化は味わいが深く推理物としても最後まで犯人がわからず浅見シリーズの代表作といえるんじゃないでしょうかね

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